「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」オリジナルキャラが初公開 ─ 少年が見つめる古き短剣とは

米Amazon Studiosによるドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」より、「テオ」というキャラクターの初画像が米Twitterアカウントで公開された。完全オリジナルキャラクターとなる。
Theo and Bronwyn in The Lord of the Rings: The Rings of Power. #LOTRROP #RingsofPower pic.twitter.com/jRxFXVjfYZ
— The Lord of the Rings on Prime (@LOTRonPrime) April 19, 2022
「ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪」は、「中つ国」第二紀の出来事を描く物語。指輪の創造から冥王サウロンの台頭、ヌーメノールの壮大な戦い、エルフと人間との最後の同盟などが映像化される見込みだ。2022年2月には初映像がリリースされ、未知の世界が映し出されていた。
このたび、作品の公式Twitterから公開されたのは、テオとブロンウィンという2人のキャラクターを捉えた場面写真。2人は本シリーズの為にオリジナルで創造された。初公開となった少年のテオは、短剣を持ち上げ凝視しているようだが、この剣は「古く、ノコギリ状で、つかが過度に装飾されている」と公式では説明されている。一方、ブロンウィンの画像は「岩山の水たまりの近くで佇んでいる」場面だといい、それ以外の情報は分かっていない。
テオを演じるのは、大作ドラマ初出演となる16歳のタイロー・ムハフィディン。ブロンウィン役には、『ホテル・ムンバイ』(2018)や『スキャンダル』(2019)に出演したイラン出身のナザニン・ボニアディが起用されている。なお、キャラクター単体の画像がTwitterアカウントから公開されたのは、テオとブロンウィンが初のこと。長きにわたって繰り広げてられてきた指輪戦争における知られざるマイルストーンが描かれる本シリーズで、2人は重要な役割を担うことになるのだろうか。
本シリーズ第1話・第2話の監督は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)のフアン・アントニオ・バヨナが担当。ほかエピソード監督として、「ドクター・フー」(2005-)のウェイン・イップと「アウトランダー」(2014-)「ウィッチャー」(2019-)などのシャーロット・ブランドストームも参加している。脚本はジョン・D・ペインとパトリック・マッケイが務め、いずれの製作陣は製作総指揮も兼任する。
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、2022年9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定。
※記事内に誤りがございましたのでお詫びして訂正いたします。