Menu
(0)

Search

『ロード・オブ・ザ・リング』アラゴルン役ヴィゴ・モーテンセン、新ドラマ「力の指輪」を「観ます」宣言

ヴィゴ・モーテンセン Viggo Mortensen
Photo by Nicolas Genin https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Viggo_Mortensen_-_66th_Venice_International_Film_Festival,_2009.jpg

J・R・R・トールキンが創造した『指輪物語』の語られざる中つ国第二紀に迫る新ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」が、世界中のファンタジーファンの関心を集めている。その一方、眼差しを向けているのはファンだけではないようだ。映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でアラゴルン役を演じたヴィゴ・モーテンセンが新ドラマについて期待のコメントを出している

The Hollywood Reporterでは、デヴィッド・クローネンバーグ監督との再タッグ作『Crimes of the Future(原題)』を控えるヴィゴ・モーテンセンが、その名を世界的に知らしめるきっかけとなった『ロード・オブ・ザ・リング』でのキャリアを振り返った。3部作完結編『王の帰還』から20年が経過しようとする中、ヴィゴは『ロード・オブ・ザ・リング』について「今でもいとしい存在ですか?」と訊かれるや、「間違いないです」と語っている。

「映画を何度も観られた方や、初めて観たという子どもたちと出くわすこともあります。初めて(自分の)子どもたちと一緒に観たんですけど、とても楽しかったな。あそこで友達もできましたし、何人かとは今でも連絡を取り続けています。」

ここでヴィゴは、「『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚もありますが、観る予定は?」と訊かれる。すると、「何ですか、それ?テレビ?Appleとかのですか?」とヴィゴ。米Amazonが製作する新ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」の存在を知らなかったという。しかし、興味深々のヴィゴは「観ます」と明言している。

「力の指輪」は中つ国第二紀、映画3部作に登場した冥王サウロンの台頭と、これに対抗するエルフや人間たちの物語が描かれる。ヴィゴは、インタビュアーに「どの原作を使うことになるんですか?」と逆質問をしているが、ベースとなっているのは、トールキンの息子クリストファ・トールキンが父親の死後に編纂した物語集『シルマリルの物語(シルマリルリオン)』と思われる。

ヴィゴが演じたアラゴルンは第三紀・第四紀の人間なので、「力の指輪」に登場することは無さそうだが、同シリーズではアラゴルンに深く関係するキャラクターが本格登場を飾る予定。アラゴルンの先祖であるイシルドゥアだ。イシルドゥアは、第二紀に終止符を打つことになるエルフと人間による最後の同盟で冥王サウロンを打ち破ったものの、力の指輪に支配され、悲運を辿っていた。

イシルドゥアの登場を知ったヴィゴは、「最高です!」と語り、「力の指輪」の配信開始がいっそう待ち遠しい様子。「面白く観れそうですね」と楽しげに語るのだった。

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、2022年9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定。

あわせて読みたい

Source: THR

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly