エリザベス・オルセン、実在のママ友殺人事件描く「Love & Death」予告編が公開 ─ 不倫相手の妻を斧で殺害した衝撃事件をドラマ化

『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役で知られるエリザベス・オルセンと、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)ジェシー・プレモンスが主演を務めるHBO Maxオリジナルドラマ「Love & Death」の予告編が公開となった。
「Love & Death」は、1980年代に殺人容疑で告発された米テキサス州郊外の主婦キャンディ・モンゴメリーの実話を描くリミテッド・シリーズ。キャンディは友人ベティ・ゴアの夫アランと不倫関係に発展し、のちにベティを斧で残酷に殺害した。書籍『Evidence of Love: A True Story of Passion and Death in the Suburbs』と米Texas Monthlyの記事から着想を得た本作は、キャンディが殺害に至るまでの出来事、裁判、その余波を全7話で描く。
予告編では、オルセン演じるキャンディが「私は妻がすべきことを、すべてやってきた。家事も、料理も。その見返りは?」 とナレーションで問いかける。その後プレモンズ演じるアランに「あなたにすごく惹かれてる」と告げ、「不倫に興味はない?」と提案。キャンディはアランとの不倫にいそしむ一方で、彼の妻ベティへの嫉妬をつのらせていく。実在の殺人鬼に扮したオルセンは終始、狂気的な雰囲気を漂わせている。
キャストはオルセン&プレモンスのほか、「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズのリリー・レーブ、「あの頃ペニー・レインと」(2000)のパトリック・フュジット、「ジェシカ・ジョーンズ」(2015-2019)のクリステン・リッター、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2014-2017)のエリザベス・マーヴェルが出演する。
脚本は「アリー my Love」(1997-2002)「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-2019)「フレイザー家の秘密」(2020)などでお馴染みのデヴィッド・E・ケリー、監督は「HOMELAND」(2011-2020)「マッドメン」(2007-2015)のレスリー・リンカ・グラッターが担当。製作総指揮には、ケリー、ニコール・キッドマン、パー・サーリ、Texas Monthlyのスコット・ブラウン、Megan Creydtらが名を連ねている。
ちなみに、キャンディ・モンゴメリーの事件を描く別のドラマ「キャンディ:隠された狂気」(2021)では、ジェシカ・ビールがモンゴメリー役を演じている。
「Love & Death」全7話は、2023年4月27日(現地時間)に第1話~第3話を米HBO Maxにて配信。その後、毎週木曜日に新エピソード更新となる。日本でもリリースされることを期待したい。
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