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ジョージ・ルーカス、「ゲーム・オブ・スローンズ」撮影現場を訪れていた ─ 脚本家コンビによる『スター・ウォーズ』新シリーズ発表前

ジョージ・ルーカス
Photo by James Santelli/Neon Tommy https://www.flickr.com/photos/neontommy/6339542462

映画史に燦然と輝くSF映画、『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、世界的人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」最終シーズンの撮影現場を訪れていたことがわかった。

Entertainment Weeklyによれば、ルーカスは極秘で行われていた「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影現場を訪れ、プロデューサーであるデイヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスと話をしていたとのこと。ベニオフ&ワイスは『スター・ウォーズ』映画版新シリーズの脚本・製作を務めることが2018年2月に発表されているが、ルーカスの訪問は発表の数ヶ月前の出来事だったという。

「ゲーム・オブ・スローンズ」でダヴォス・シーワース役を演じているリアム・カニンガムは、ルーカスが撮影現場を訪れたことや、ベニオフ&ワイスによる『スター・ウォーズ』新シリーズについてこのように語っている。

「ジョージがやってきて、彼ら(ベニオフ&ワイス)と話していたのはおかしかったですね。[中略]二人はサプライズが見事ですし、この番組から(『スター・ウォーズ』へ)ファンを連れていけると思いますよ。(原作の)世界に脚色を加えて、見事に自分たちのものにしていますし、そこに複雑さを加えることもできる。(『スター・ウォーズ』で)もしも僕にセリフがもらえるのなら、ぜひ出たいですね。(ストームトルーパーの)ヘルメットをかぶることになっても。」

ゲーム・オブ・スローンズ 第八章
リアム・カニンガム The Final Season. View exclusive photos from #GameofThrones Season 8. Photo: Helen Sloan/HBO

なおベニオフ&ワイスは、ルーカスの「ゲーム・オブ・スローンズ」撮影現場訪問や、『スター・ウォーズ』新シリーズの脚本について、Entertainment Weeklyの取材には応じなかったとのこと。二人の手がける新シリーズは、銀河帝国が隆盛を迎える4,000年前、ゲーム『スター・ウォーズ:旧共和国の騎士』の時代が舞台になるともいわれているが、これはもちろん噂にすぎない。正式な設定は、いずれ到着する続報を待つほかないだろう。

ルーカスは『スター・ウォーズ』の生みの親として、新シリーズを手がけるクリエイターの仕事ぶりを確認するために現場を訪れたということだろうか。それとも一人の作り手として、現代最高峰のドラマシリーズを純粋に視察することが目的だったのだろうか。その真相やいかに……。

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」は、2019年4月15日(月)午前10時より「BS10 スターチャンネル」にて世界同時放送

「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」公式サイト:https://www.star-ch.jp/gameofthrones/

「ゲーム・オブ・スローンズ」チームによる新シリーズ

Source: EW

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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