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『スター・ウォーズ』映画新シリーズの製作が決定、次回3部作とは別物に ― 『ゲーム・オブ・スローンズ』製作者が脚本を執筆

スター・ウォーズ
©Twentieth Century-Fox Film Corporation Photographer: John Jay 写真:ゼータ イメージ

2018年2月6日(現地時間)、米ルーカスフィルムが映画『スター・ウォーズ』の新シリーズを製作することを発表した

これは、2017年11月に発表された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のライアン・ジョンソン監督が主導する次回3部作とは別のシリーズとして計画されているものだ。『エピソード9(仮題)』で現行3部作が完結して以降、『スター・ウォーズ』はライアン監督の新3部作、スピンオフ映画シリーズ、そして今回発表された新シリーズの3本柱で展開していくものとみられる。なお、新シリーズは従来作品の「スカイウォーカー・サーガ」には属さないストーリーになるという。

ゲーム・オブ・スローンズ』製作者が挑む『スター・ウォーズ』

この『スター・ウォーズ』新シリーズで脚本・製作を手がけるのはデイヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイス。絶大なる人気を評価を誇るドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)にて、脚本・監督・プロデュースなど製作の一切を統括する役割を担っているクリエイター・コンビだ。現在、二人は『ゲーム・オブ・スローンズ』最終シーズンの製作真っ只中。早くとも新シリーズの準備開始は2019年春ごろになるとみられる。

ベニオフ&ワイスは『スター・ウォーズ』への参加について「1977年夏、遥か彼方の銀河系を旅して以来、私たちは『スター・ウォーズ』に携わることを夢みてきました。この機会を光栄に思い、その責任に恐れを抱いてもいます。『ゲーム・オブ・スローンズ』最終シーズンの完成後、すぐに着手することを楽しみにしています」と共同でコメントを発表した。

またルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、ベニオフ&ワイスの起用について「デイヴィッドとダン(D・B・ワイス)は現在最高のストーリーテラーです。複雑なキャラクター、ストーリーの深み、神話的な豊穣さを操る能力は、きっと『スター・ウォーズ』の新天地を切り拓いて大胆に突き進んでくれることでしょう」と述べている。

現在『スター・ウォーズ』は、ディズニーによるストリーミング・サービスでの配信を前提としたドラマシリーズの計画も進行している。そんな中、『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターを映画に起用した背景にはどんな理由があったのか……。米ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOは会見で以下のように語っている。

「彼ら(ベニオフ&ワイス)の興味は『スター・ウォーズ』の映画シリーズを作ることにありました。長らく話し合いを続けてきましたが、私の知る限り、ドラマシリーズには関心を示していなかったそうです。彼らには映画数本のアイデアがあります。どんな作品になるのか、後日みなさんにお知らせすることになるでしょう。『スター・ウォーズ』シリーズのある時点に焦点を当て、そこから始まる物語になります。」

『ゲーム・オブ・スローンズ』でベニオフ&ワイスが示してきた、圧倒的なアクションと緻密な心理劇・政治劇を兼ね備えたストーリーテリングの能力は『スター・ウォーズ』にうってつけ。ライアン・ジョンソン監督による新3部作をはじめ、『スター・ウォーズ』の新たな形を模索するシリーズが続々と始まっていくことになるだろう。

Sources: http://www.starwars.com/news/game-of-thrones-creators-david-benioff-and-d-b-weiss-to-write-and-produce-a-new-series-of-star-wars-films
http://deadline.com/2018/02/star-wars-trilogy-david-benioff-d-b-weiss-game-of-thrones-duo-1202279600/
http://variety.com/2018/film/news/star-wars-game-of-thrones-new-films-david-benioff-db-weiss-1202689489/
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/game-thrones-creators-tackling-new-star-wars-films-1082388
©Twentieth Century-Fox Film Corporation Photographer: John Jay 写真:ゼータ イメージ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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