DCドラマ『LUCIFER/ルシファー』Netflix配信の第4シーズンは全10話構成に ― 当初想定の前半部分を制作へ

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作のドラマ『LUCIFER/ルシファー』の第4シーズンについて続報が入ってきた。2018年5月に米FOX局が第3シーズンでの打ち切りを発表した本シリーズは、ファンの嘆願が実を結ぶかたちで、去る6月中旬にNetflixへ移籍しての継続が決定。このたび、ショーランナー(制作統括)のジョー・ヘンダーソン氏&イルディ・モドロヴィッチ氏が第4シーズンや移籍についての詳細を明らかにしている。
第4シーズン、全10話構成に
米TV Line誌のインタビューによると、ジョー&イルディ氏の二人が『LUCIFER/ルシファー』の継続を知ったのは公式発表の直前だったという。決め手になったのは、Netflixが『LUCIFER/ルシファー』を高く評価しており、ファンによるシリーズ継続の嘆願活動をきちんと認識していたことだったとか。それでもシリーズの移籍は突如として決まったそうで、二人のもとに情報が入ってきたのは発表の10分前だったという。
『LUCIFER/ルシファー』第4シーズンは、現時点で全10話構成を予定している。FOXが打ち切りを発表する以前、製作陣は第3シーズンのエピソードを第4シーズンへ2話移動させていたが、打ち切り後にこの2話は「ボーナス」として放送されている。したがってNetflixでの第4シーズンは、このボーナス2話を含まない完全新作の全10話になるそうだ。ただし、場合によっては10話より長くなる可能性もあるという。
なお全10話というボリュームは、『LUCIFER/ルシファー』において史上最も短いシーズンとなる(第1シーズンは全13話、第2シーズンは全18話、第3シーズンは全26話※ボーナス2話含む)。これは移籍の影響とみられるが、ジョー&イルディ氏は、この構成に応じて当初の第4シーズンを2分割する形で物語を練り直しているそうだ。したがってNetflixで配信される第4シーズンは、当初構想されていたストーリーの前半部分を映像化したものとなる。
ちなみにドラマ本編の尺は従来に続いて1話あたり約43分の予定。Netflix作品は本編の尺に厳しい制限が生じないため、必要があればこの縛りには必ずしも従わないというが、イルディ氏は「いきなり1時間半のエピソードを作ったりはしません」と話している。
ドラマ『LUCIFER/ルシファー』第4シーズンは2018年8月ごろから制作が始まるという。配信日時など、詳しい情報は今後の動向を確かめることにしよう。
Source: TV Line
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