ファルコン役アンソニー・マッキー、キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスよりも「良いアメリカのケツ」だと主張

「アメリカのケツか」。2019年春、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の物語に区切りを付けた『アベンジャーズ/エンドゲーム』で飛び出した一言は、ファンの間でにわかに話題を呼んだ。今もなお作品を代表するセリフとして語られるほどだから、そのパワーワードぶりに疑いの余地はないだろう。
それから約2年、ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の配信開始を2020年3月に控えた今、ファルコン役のアンソニー・マッキーはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスを相手に「アメリカのケツ」で張り合ってみせた。
この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

問題のセリフは、サノスを倒すために過去からインフィニティ・ストーンを回収すべく、アイアンマン/トニー・スタークとアントマン/スコット・ラング、そしてキャプテン・アメリカが『アベンジャーズ』(2012)のニューヨーク決戦に戻った場面で飛び出した。当時のスティーブのスーツ姿を見たトニーは「ケツが良くない」と一言。スコットが「そんなことない、アメリカのケツって感じだ」とフォローしたのち、スティーブは当時の自分と直接対決を繰り広げた。過去の自分が突っ伏するのを見て、スティーブは「これがアメリカのケツか」とつぶやくのである。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で物語の表舞台を去ったスティーブは、トレードマークの盾をファルコン/サム・ウィルソンに譲った。では、“アメリカのケツ”の称号はいかに……。KFC Radioに登場したアンソニーは、「クリスとはずっと冗談を言って大笑いしてます。僕はクリス・エヴァンスよりも良いケツしてる」と主張した。「レーサーパンツやコンプレッションウェア姿で勝負をして、どっちがアメリカのケツかを選んでもらいたいですよ」。
自信ありと見えるアンソニーだが「勝負は五分五分だと思う」とも口にしている。「軽くトーストしたピザが好きな人もいれば、ちょっと焦げてるピザが好きな人もいる。わかりますよね? どれくらい火が通ったケツがいいのかって話ですよ」。いったい何を言っているというのか。
With @ChrisEvans returning to the MCU, the only fair way to decide who will be the next Captain American is a good ole’ fashion American Ass-Off against @AnthonyMackie! Who do you think will win? pic.twitter.com/8fYhRlbqF5
— KFC Radio (@KFCradio) January 14, 2021
ところで、サム・ウィルソンがキャプテン・アメリカの名を引き継ぐかどうかは定かでない。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は盾の継承がテーマになるというが、アンソニー自身は「まだ分からないですよね」と肝心の部分を曖昧にしているのである。実は今回のコメントも、インタビュアーによる巧妙な作戦を受けてのもの。「クリス・エヴァンスがアメリカのケツだとして、あなたがキャプテン・アメリカになるのなら…」との問いかけに、アンソニーはニヤリと笑顔を浮かべると「危なかった、何か言っちゃうところだった」と応じたのだ。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2021年3月19日(金)日米同時配信。
Source: KFC Radio