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『スパイダーマン』新スピンオフ「マダム・ウェブ」にダコタ・ジョンソンが交渉中 ─ ソニー版『ドクター・ストレンジ』に?

Dakota Johnson
Photo by MTV International https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dakota_Johnson_2018_(cropped).png | CC BY 3.0

『ヴェノム』『モービウス』などソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』ユニバースによる新作スピンオフとして準備中の“マダム・ウェブ”単独映画の主演に、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズなどで知られるダコタ・ジョンソンが出演交渉中であることがわかった。米Deadlineが報じている。

1980年11月に刊行された「The Amazing Spider-Man」#210にて初登場したマダム・ウェブは、神経筋疾患を患った盲目の老女で、移動や呼吸さえ難しいため、蜘蛛の巣のような生命維持装置に身体を繋がれているという設定。しかし“スパイダー・ヒーロー”たちの未来を予知したり、現実を透視したりという能力を持っており、コミックではピーター・パーカー/スパイダーマンや複数のスパイダーウーマンを助けてきた。そのほか、アニメやゲーム作品にも登場してきたキャラクターである。

彼女はその年齢と病状により、ヴィランと激しく闘ったことがないのだが、Deadlineによると、映画版は原作と設定が異なる可能性があるとのこと。また関係者は、マダム・ウェブが超能力的なパワーを持っていることから、「本質的にはソニー・ピクチャーズ版ドクター・ストレンジだ」とも述べていたという。

本作はソニー・ピクチャーズが製作する『スパイダーマン』ユニバースでは、女性スーパーヒーローを主役にした初の映画となる。ここ2ヶ月ほどでスタジオ幹部たちが主役候補の検討を重ねており、2021年の年末頃にジョンソンが最有力候補として浮上したと伝えられている。

すでに監督には、Netflixのドラマ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」(2015‐2019)、「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)を手掛けてマーベル作品に所縁があるS・J・クラークソンが決定済み。『ドラキュラZERO』(2014)『キング・オブ・エジプト』(2016)で共同脚本を手掛けたマット・サザマとバーク・シャープレスがペンを執る予定だ。

ジョンソンは、俳優ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスを両親に持つハリウッドのサラブレッド。『アナーキー』(2014)、『ブラック・スキャンダル』(2015)、『サスペリア』(2018)、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(2019)などにも出演している。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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