筆者はお恥ずかしいことに『七人の侍』、『荒野の七人』をまだ観ていない。だからこの『マグニフィセント・セブン』は元であるこの2つの映画を観てから劇場に足を運ぼうと思っていた。それに”西部劇”というジャンルはしっかり観たことがない。小さい頃休日の昼間、おじいちゃんと一緒にテレビでついているのを眺めて「ハリー・ポッターの決闘みたいな感じかな」「保安官のバッジかっこいい」とぼんやり思ったぐらいである。
しかし予習無しで観に行ったのだが(イーサン・ホーク観たさの気持ちが勝ってしまった)、じゅうぶんに楽しめた!
そのストーリーはもちろんのこと、観た後に映画好きと話したいポイントがたくさん溢れてくる作品だった。今回は『マグニフィセント・セブン』を”ちょっと真面目な話は置いておいて”語り合いたいポイントをお話ししたいと思う。
【注意】
この記事には、『マグニフィセント・セブン』に関するネタバレ内容が含まれています。
ベストが似合う男No. 1!クリス・プラット
http://www.imdb.com/title/tt2404435/mediaviewer/rm3369089536『マグニフィセント・セブン』のキャラクターたちは皆カウボーイ・ハットにウエスタン・ブーツ、それにウエスト・コートといういでたち。なかなかもう映画の世界でも見ることがないカウボーイ・ファッションにまずテンションが上がってしまった。そしてファラデー役のクリス・プラットがベストが似合うこと似合うこと!
http://www.imdb.com/title/tt0369610/mediaviewer/rm1806956800思えばクリス・プラットは『ジェラシック・ワールド』でもベストを着ていた。恐竜の監視員役だったからだ(今回は彼は恐竜ではなく馬と行動を共にしているが)。ぜひ”ベスト・ドレッサー・ベスト賞”なんてものがあったらクリス・プラットが受賞してほしい。少年のようないたずらっぽい笑顔にベストに包まれたナイスな筋肉、男性も女性もクリス・プラットにキュンとしてしまうこと間違いなしなのだ。
ありがとう!イーサン・ホーク!
http://www.imdb.com/title/tt2404435/mediaviewer/rm2278636032筆者はイーサン・ホークがめちゃくちゃ好きである。”好きすぎて逆にあんまり口に出せない”くらい好きである。2枚目俳優の彼が今回ちょっとおじさん化が進んでいたのはびっくりしたが、まさか『マグニフィセント・セブン』でこんなにときめくとは思わなかった!
https://www.thrillist.com/entertainment/nation/byung-hun-lee-magnificent-seven-castイーサン・ホークは”死の天使”の異名を持つ凄腕のスナイパー、グッドナイト役。『ビフォア・サンライズ』や『ビフォア・ミッドナイト』に出演していた彼の名前がグッドナイトという所もなんだか嬉しい。そして彼と行動を共にしているのがイ・ビョンホン演じるビリーだ。この2人、本当にずっと一緒にいるのである。最期の瞬間も、銃撃戦のなか2人で笑い語り合いながら一緒に散っていくのだ。
そしてビリーが最期につぶやくのはグッドナイトの名前。この兄弟とも友情とも愛情とも言える2人の関係性…どれだけ萌えさせてくれるんだという話である。おじさん化が進んだとはいえイーサン・ホークの澄んだ瞳は健在であるし、イ・ビョンホンも「あれ、こんなにかっこよかったっけ?」と思うぐらいにかっこいい。女性はこの2人の関係にときめきまくってしまうこと間違いなしなのでは?
テディQの良さについて語ろう
http://www.imdb.com/title/tt2404435/mediaviewer/rm1557215744自身の村を救うため、ヘイリー・ベネット演じるエマと共に7人を探す男テディQ。7人の荒くれ者のように今まで銃も触ったこともない、人を殺したことももちろんないようなテディQなのだが、彼についてもうちょっと注目したい。