『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は「アソーカ」「ボバ・フェット」と合流するか?予告編に見るヒント

『スター・ウォーズ』実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」初の劇場版『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』より、予告編映像が初めて一般公開された。「マンダロリアン」の世界がさらに広がるヒントも見ることができる。
ディズニープラス配信のドラマ「マンダロリアン」は『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』で帝国が滅びた後の銀河を舞台とする物語。この作品が軸となり、スピンオフ「アソーカ」「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」も登場。作中では相互言及も見られた。
マンダロリアンことディン・ジャリンとグローグーがついに大スクリーン進出。このほか期待は、アソーカやボバ・フェットらと再びクロスオーバーを起こし、彼女たちもスクリーンで大暴れする姿を見ることだ。現時点まで『マンダロリアン・アンド・グローグー』でのクロスオーバーの可能性は明言されておらず、ボバ・フェット役のテムエラ・モリソン、その相棒フェネック・シャンド役のミンナ・ウェンは揃って映画には出演しないと公言している。
一方で、公開された予告編には、クロスオーバーに期待が持てそうな描写も。映像内では「反乱者たち」ゼブことガラゼブ・オレリオスがアクションを披露。ゼブは「マンダロリアン」で初実写登場を果たしたが、「反乱者たち」の物語は「アソーカ」へとより直接的に紡がれている。もしもゼブが物語の本筋に絡むのなら、自然とアソーカも関連してくる可能性も考えられるだろう。
また、予告編での闘技場の場面にはジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタ・ザ・ハットも出現。CGキャラクターだが、演じるのは「一流シェフのファミリーレストラン(原題:The Bear)」ジェレミー・アレン・ホワイトだ。
ハット族といえば、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」でジャバのいとこである双子が登場。そして公開されたポスターにはその双子と見られる姿も描かれている。彼らの拠点は惑星タトゥイーンで、同地はいまボバ・フェットが統治者となっている。ディン・ジャリンがタトゥイーンに戻るのなら、ボバと再会する展開もあり得る。

クロスオーバーの可能性について監督のデイヴ・フィローニは以前、同作がマーベルの『アベンジャーズ/エンドゲーム』のような作品になるかとの問いに「そういう風には考えていません」とひとまず否定。「マーベルがやっていることって改めて凄いんだなと思わされます。どうやって成し遂げたんだろうと」と敬意を払いながら、「我々は我々のやり方でやりますよ」と予告するにとどめていた。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、2026年5月22日(金)日米同時公開。
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