「マンダロリアン」ついに最終話、「ファンのスター・ウォーズ愛を再活性化させた完全無欠」エピソードに ─ 衝撃展開の第7話おさらい

ついに最終話だ。「ディズニーデラックス」で独占配信中の『スター・ウォーズ』実写ドラマ「マンダロリアン」最後のエピソードが、2020年2月14日より配信となる。米Rotten Tomatoesでは堂々の100%評価で有終の美を飾ったこの最終話ご紹介の前に、まずは第7話の内容をおさらいしておこう。

物語の舞台は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)後、帝国軍が崩壊した世界。ギルドのリーダー、グリーフ・カルガ生きていた。カルガからクライアントを抹殺する話を持ちかけられたマンドーは、次々と差し向けられる追っ手からザ・チャイルドを守る為にはそうするしかないと考え、キャラ・デューンも誘って計画に乗ることに。アグノートも誘おうと訪ねると、そこには以前ザ・チャイルドを殺そうとし、マンダロリアンが打ち倒したIG-11の姿が。表情も読めない不気味なドロイドとして現れるIG-11の姿に緊張が走るが、実はアグノートがひそかに修理して手伝いドロイドにプログラムし直していたのだった。
3人の賞金稼ぎを従えたカルガとも合流したマンドーたちだったが、町に向かう途中で空飛ぶ猛獣に襲われてカルガは瀕死の状態に。果たしてカルガは助かるのか。そしてマンダロリアン達を待ち受ける、元帝国軍高官のモフ・ギデオンとは一体。

その象徴的な翼を折りたたみながら、これまで見たことのない着陸を見せたタイ・ファイターの勇姿に『スター・ウォーズ』ファンは唸ったことだろう。さらに驚くべきは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)で猛威を振るったデス・トルーパーの登場だ。黒い装甲服が不気味なこのエリート部隊は『ローグ・ワン』オーソン・クレニック長官のボディガードを務めていたが、その後の帝国軍における扱いは詳しく分かっていなかった。どうやらデス・トルーパーはスカリフの戦い後も、位の高い帝国軍師のために仕えていたらしい。

第7話の監督を務めたのは、本シーズンの中でも特に評判の高い第3話エピソード監督のデボラ・チョウ。オビ=ワン・ケノービ単独ドラマの監督にも内定している気鋭の才能だ。
ついに最終話、タイカ・ワイティティ監督の手に
「マンダロリアン」は、いよいよ次回の第8話でフィナーレ。監督を務めるのは、スタッフ/キャスト両面で活躍するタイカ・ワイティティだ。「マンダロリアン」では第1話と第7話にも登場したドロイドIG-11の声優も務めている。

タイカ・ワイティティ監督といえば、『マイティ・ソーバトルロイヤル』(2017)の監督、および同作中に登場する惑星サカールの囚人コーグ役としてもおなじみ。今年度(2020年)アカデミー賞脚色賞受賞、6部門ノミネートの『ジョジョ・ラビット』でも監督・製作・脚本・出演を務めているマルチな存在だ。
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