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『スター・ウォーズ』新作に懸念?「スーパーボウル映像」盛り上がらず ─ 配信ドラマ発の劇場映画、期待に応えられるか

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー
(C)2025 Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ』の新作映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン&グローグー』は、ドラマ「マンダロリアン」からの初の劇場版作品となる。2026年5月22日に日米公開となるこの企画について、果たして『スター・ウォーズ』として相応しい盛り上がりを創出できるのかと、疑問が生じ始めているようだ。

懸念材料の一つとなったのは、「スーパーボウル」で公開された特別映像へのファンの反応だ。アメリカの国民的行事である「スーパーボウル」では、さまざまな配給会社が注目の映画予告編を解禁するのが恒例。『マンダロリアン&グローグー』の新映像も公開されたのだが、それはメインキャラクターの二人がソリに乗って雪道を進むだけという、ライトなものであった。

ファンは、「スーパーボウル」映像でサプライズが飛び出すのではと期待していただけに、肩透かしを食らった。「マーケティングチームが期待したほどの盛り上がりを生まなかった」と、米Varietyは伝えている。

また同作は、ディズニープラス配信のドラマシリーズに基づく作品だ。サービスに契約してシリーズを視聴しているファン以外にとって、マンダロリアンもグローグーも馴染みのないキャラクター。マーベル・スタジオも劇場映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)や『マーベルズ』(2023)でディズニープラスのドラマ版をほとんど必須科目としたことで、カジュアルなファンの離脱を招いた。そもそも、配信ドラマ発の劇場映画という成り立ち自体、世界的にも極めて珍しい取り組みである。

さらに情報によれば、2027年公開予定の別作『スター・ウォーズ:スターファイター』の方がファンを満足させられるのではないかとの見方も高まっているという。同作はライアン・ゴズリング主演、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)ショーン・レヴィ監督による完全新作で、映像を観た関係者はゴズリングの演技や、『スター・ウォーズ』の楽しい精神を取り戻すような作品となっていることを賞賛しているという。

『マンダロリアン&グローグー』のジョン・ファヴロー監督は、「どうすればキャラクターやその原型を受け入れつつ、予習必須にしないようにできるのか?」を考え抜き、ドラマ未鑑賞の観客に寄り添う作品になっていると過去に話している。「ドラマを観たことがなくても、あのキャラクターたちを知っている人は多い。つまり、単にドラマを観ている人もいればキャラクターを知らない人もいるというばかりでなく、彼らがどんな人物で、どんな原型で、どんな姿をしているのかに馴染んでいる人たちの幅が大きいんです」。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は、2026年5月22日(金)日米同時公開。

Source:Variety

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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