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『スター・ウォーズ』初の実写ドラマ「ザ・マンダロリアン」詳細が明らかに ─ イーストウッドや黒澤明の影響、『ジェダイの帰還』5年後舞台

米ディズニーが独自に開発準備中の映像配信サービス「Disney+」で配信予定の『スター・ウォーズ』初の実写TVドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン(原題:The Mandalorian)」が、米シカゴで開催の「スター・ウォーズ・セレブレーション」でその詳細を明らかにした。会場では初の映像も上映され、物語の舞台が『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)の5年後であることも判明した。

新たな劇中画像が公開されたほか、米公式サイトのStar Wars.comでは詳しいレポートも掲載されている。

ドラマを手がけるのは、『アイアンマン』(2008)などの監督で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ではハッピー・ホーガン役としてもお馴染みのジョン・ファヴロー。第1話の監督は、アニメシリーズの『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』などの『スター・ウォーズ』関連作品で実績豊かなデイブ・フィローニだ。「スター・ウォーズ・セレブレーション」のパネルにはファヴローとフィローニに加え、出演のペドロ・パスカル、ジーナ・カラーノ、カール・ウェザースが登場し、ドラマの詳細を紹介している。

『スター・ウォーズ』お馴染みの要素が登場

物語の主人公は、「ゲーム・オブ・スローンズ」や『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018)のペドロ・パスカルが演じる名もなきマンダロリアン。彼が乗り込む新しい宇宙船「レイザークレスト」は、往年の『スター・ウォーズ』に敬意を払い、CGでなく特撮で登場するという。製作にはVR絵コンテやゲーム・エンジン・ソフトウェア、ビデオ・ウォールなど最新鋭の技術が活躍したが、「『スター・ウォーズ』の核は、手作りで実物の感覚がが得られなくては」とジョン・ファヴロー。

物語に登場する新しい種族のエイリアンや惑星には「つながりと親しみを感じられる」ように努めたとのこと。ファンにはお馴染みの要素も多数あり、現地で上映された特別映像では、コワキアン・モンキー=リザード(ジャバ・ザ・ハットもペットに飼っていた甲高い笑い声のクリーチャー)が串焼きにされている様子や、冷酷な暗殺ドロイドのIGユニットが確認できたという。

また、米Deadlineのレポートによれば、上映された映像は帝国軍がカンティーナを焼き払う映像や、近接戦闘シーンがあったといい、その様を「暴力が支配する無法地帯」と表している。

ファン団体「第501軍団」夢の出演

撮影では、帝国軍のキャラクター・コスチュームを忠実に再現するファン団体「第501軍団」のメンバーがストーム・トルーパー役で招かれた。これは、シーンを完成させるために必要なストーム・トルーパーのアーマーが不足していたことから、ファヴローとフィローニが第501軍団に声をかけたそうだ。メンバーは撮影に非常に協力的で、フィローニは「彼らが(撮影から)帰る時には、アーマーは全て”劇中に登場した”ものになったわけです。すごくクールですよね」と語っている。




「ザ・マンダロリアン」出演者とキャラクター

名もなき主人公を演じるペドロ・パスカルは同役について、西部劇のヒーローや侍、クリント・イーストウッドからの影響を公言。ジョン・ファヴローは「宿題」として、黒澤明映画などが含まれたリストを渡したという。

ほかに登場するのは、『デッドプール』(2016)エンジェル・ダスト役などで知られる女性格闘家で女優のジーナ・カラーノが演じるカーラ・デューン(Cara Dune)。突撃銃を抱えた元ショック・トルーパーだ。

また、『ロッキー』シリーズのアポロ・クリード役や、『プレデター』(1987)ディロン役のカール・ウェザースがバウンティ・ハンターのギルドの長、グリーフ・カルガ(Greef Carga)として登場。極めて貴重な荷物の運び屋を探しているグリーフが、主人公のマンダロリアンに出会うということだ。ジーナとカールの2人はアクションシーンで自らスタントをこなしたという。



ドラマ「ザ・マンダロリアン(原題:The Mandalorian)」は、2019年11月12日に米リリース予定の映像配信サービス「Disney+」で配信予定。米公式サイトでは、本作が『スター・ウォーズ』史上初の実写ドラマシリーズであり、初めてアメリカ国内で撮影・製作されたという真新しさを強調している。なお現時点で、「Disney+」自体の日本展開予定が不明となっている。

Source:Star Wars.com,Deadline

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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