【ネタバレ】「マンダロリアン」チャプター13(シーズン2第5話)◯◯◯◯の登場に生みの親が言及

『スター・ウォーズ』実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」チャプター13(シーズン2第5話)では、とある人気キャラクターへの言及があった。キャラクターの生みの親が、この描写へコメントしている。
この記事には、「マンダロリアン」チャプター13(シーズン2第5話)のネタバレが含まれています。

「マンダロリアン」チャプター13では、スローン大提督の名前が登場した。アソーカ・タノが帝国執政官モーガン・エルスベス(Morgan Elsbeth)に対して、「主人はどこだ」「スローン大提督の居場所は?」と問いただしており、アソーカがスローンを探していることが示唆されたのだ。
スローン大提督、登場か?
スローンことミスローニュルオドとは、帝国軍で力を持っていた大提督。青い肌と赤い目、白の軍服姿が特徴的だ。もともと、ティモシイ・ザーンによる小説で登場し、1991年から1993年にかけて「スローン3部作」と呼ばれるシリーズが刊行された。
後に米ディズニーがルーカスフィルムを買収したことにより、スローンを含む以前の設定や物語は「外伝(レジェンズ)」扱いとなったが、人気のあったスローンはアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン3に登場。レジェンズから正史(カノン)に戻ったキャラクターとしてファンの話題を集めた。2017年4月には、スローン大提督を改めて描く小説「Star Wars: Thrawn(原題)」も刊行された。
Legendary Sith Lord meets Imperial Grand Admiral in the cover art for Timothy Zahn’s upcoming Thrawn: Alliances. https://t.co/oWXIIy0StB pic.twitter.com/kgwPJjBcry
— Star Wars (@starwars) November 23, 2017
そのスローン大提督の存在が「マンダロリアン」で言及されたということは、今後ドラマ内で実写登場する可能性もありうるということである。生みの親であるザーンも製作に携わるのだろうか?
ザーンは自身のInstagramにて、「ニュースってわけもないのですが、よく聞かれるので」として、「秘密にしていたというようなことはありません。私は過去にも今も、『マンダロリアン』のあれこれには全く携わっていないのです」とコメント。ドラマ「マンダロリアン」製作への関与を否定し、スローン大提督登場についても知らされていなかったことを明らかにした。
同エピソードで話題となったアニメ出身の人気キャラクター、アソーカ・タノの実写初登場のことも、「皆さんがこのページにコメントや質問、それから“良かったね”と伝えられて初めて知りました」ということだ。
「さて、これからどうなっていくんでしょう?私にも分かりません。ひとつだけ分かるのは、優れたライター、プロデューサー、監督というのは、いつかある時点でのフォローもない爆弾発言はしないものです。私も皆さんと一緒に、サーガがどのように展開していくのかを熱心に待ちたいと思います。
うまくいけば、きっと芸術的になるでしょう。」
モーガン・エルスベスの出自?
なお、スローン大提督に仕えていたらしいモーガン・エルスベスの出自にもファンの間で注目が集まっている。演じた女優のヘアスタイルを担当したマリア・サンドヴァルがInstagramに投稿したところによると、エルスベスは「ダソミアの最後の生き残り」なのだという。(件の投稿は削除されたようだ。)

ダソミアとは、シスのダース・モールやアサージ・ヴェントレスといった人物の出身地として知られる惑星。ナイトシスターと呼ばれる魔女の暮らす危険な場所で、アニメ「クローン・ウォーズ」にも登場。ゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』でもステージとして登場した。ゾンビ化したナイトシスターたちがわらわらと押し寄せる、手強いステージとなった。
エルスベスがダソミアの生き残りなのだとすると、彼女の額の印からもナイトシスターのひとりと考えることができる。これまでナイトシスターはヴェントレスが最後の存在とされていたが……?
アソーカ・タノはもちろん、スローン大提督など、スピンオフ作品の設定を続々と取り入れる「マンダロリアン」。チャプター13の最後で、マンドーはアソーカから、惑星タイソンのジェダイ寺院跡地を訪れるよう提言され、そこに別のジェダイが現れる可能性まで伝えられた。オーダー66を生き延びたジェダイは数少ない。果たして、アソーカに続いて登場するジェダイとは誰なのか?そして、スローン大提督はどのような存在感を示すのか?
ドラマ「マンダロリアン」シーズン2は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。
▼ マンダロリアンの記事
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』2026年5月22日、日米同時公開決定 ─ ペドロ・パスカル&シガーニー・ウィーバーが日本に 我らの道! 『マンダロリアン シーズン3』&『スター・ウォーズ:アソーカ』激アツ名場面、解説 ─ スター・ウォーズ熱再燃のスチールブック発売、ボーナス・コンテンツもレビュー PR「セレブレーション」ステッカーも配布 アナキン役ヘイデン・クリステンセン劇中使用ライトセーバーや「マンダロリアン」ペドロ・パスカル着用ヘルメットなど「スター・ウォーズ セレブレーション」で実物展示へ しっかり拝みたい 「マンダロリアン」バッグに入れて連れ歩ける実物大グローグーのフィギュア登場、「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」で先行販売 反則の可愛さ 「マンダロリアン」モフ・ギデオン役、今後の再登場に熱意 ─ 「多くの道が残されている」とジャンカルロ・エスポジート 思い入れの強いヴィランだそう