マーゴット・ロビー、タランティーノ新作映画に出演交渉を開始 ― レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット出演

映画『パルプ・フィクション』(1994)や『キル・ビル』(2003, 2004)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)などで知られるクエンティン・タランティーノ監督の最新映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)』に、『スーサイド・スクワッド』(2016)のハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビーが出演交渉に入ったという。米Deadline誌が報じている。
本作では1969年のロサンゼルス、ヒッピー運動の最中にあったハリウッドを舞台に、西部劇ドラマで活躍する俳優とスタントマンの物語、そしてカルト指導者チャールズ・マンソンによる女優シャロン・テート殺害事件が描かれるという。
かねてよりマーゴット・ロビーがシャロン・テート役で出演するという情報は伝えられていたが、このたび、いよいよスタジオとの交渉が始まったようだ。もちろん正式に出演が決まったわけではなく、ようやく現実的に話が進み始めたとみるべきだろう。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』には、現時点でレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの出演が発表されている。ディカプリオが演じるのは、かつて西部劇のドラマで活躍していた俳優リック・ダルトン役。ピットは、ダルトンのスタントマンを長年務めるクリフ・ブース役を演じる。かつてダルトンは人気俳優だったものの、すでにハリウッドでは落ち目とされていた。そんなダルトンの自宅の隣には、有名女優シャロン・テートが住んでいて……。
ヒーロー映画ファンの間ではハーレイ・クイン役の再演が待たれているロビーは、最新作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(5月4日公開)で第90回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。その実力をますます評価される中、タランティーノ作品でさらなる飛躍を見せることになるのだろうか? 出演交渉の続報が待たれるところである。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2019年8月9日に米国公開予定。
Source: Deadline
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28568550636/ Remixed by THE RIVER