『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版も海外で特別上映へ ─ 日本語版と英語版で脚本が異なる

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』日本語吹替版では、宮野真守や畠中祐ら実力派が声優を務めているが、この日本語版がアメリカでも限定上映されることがわかった。
映画の米公式SNSアカウントは、日本語版での特別上映スケジュールを発表。ホノルル、ロサンゼルス、シアトル、トロント、ニューヨーク、サンフランシスコ、バンクーバーの指定劇場で、日本語版を特別に上映するようだ。
日本のアニメに親しみのある海外ファンにとって、日本の声優によるアフレコは憧れ。本作では吹替声優陣が素晴らしい仕事をしているので、より日本アニメらしさが演出された吹替版を楽しめるのは、海外ファンにとって貴重な機会となりそうだ。
SUPER NEWS! For a limited time you can enjoy #SuperMarioMovie in Japanese at select screenings starting Friday April 28. pic.twitter.com/G3PLVbIqhz
— The Super Mario Bros. Movie (@supermariomovie) April 25, 2023
ちなみに本作、実は日本語版と英語版で脚本の内容が一部異なっているという。マリオの生みの親であり、本作では製作を務めた任天堂の宮本茂は、日本版では独自の脚本を作ったと公言。英語版での細かなニュアンスを日本の観客が理解するのが難しいだろうから、という配慮のためだ。
本国版でもクリス・プラットやアニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラックら豪華キャストが声優を務めている。日本の観客もアメリカの観客も、ふたつのバージョンの違いを見比べながら楽しめるというのは素敵なことだ。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年4月28日公開。
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