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『イコライザー3』予告編が初公開 ─ 「9秒だ」マッコールさんをナメた若造、当然痛い目に遭う

https://youtu.be/19ikl8vy4zs

やっぱり、マッコールさんを怒らせてはいけないんだ。デンゼル・ワシントン主演の人気シリーズ最新作『イコライザー3(原題)』初の予告編映像が公開となった。『イコライザー』ファン必見、シビれまくる映像となっているぞ。

映像でマッコールさんは、我々に初見インパクトを思い出させるスキンヘッドで再登場。デジタルウォッチで時間を測って繰り広げる殺人タイムショーも健在だ。本映像はレッドバンド版なので、暴力描写もがっつり含まれている。

舞台は南イタリア。過去から足を洗ったマッコールさんは、この美しい海辺の街を新たな安住の地としていた。地元の人には「政府の仕事から退職した」と話し、人々と交流しながら穏やかに暮らしている。

しかし、街には悪が蔓延っていた。突然発生する爆破テロ、「ガンのように」平和を脅かすマフィアの存在。マッコールさんの新たな友人たちにも、ついに危険が及んでしまう。

場面は切り替わり、レストランのシーン。店内にマフィアがやってきて、危険なムードが漂っている。事態を睨みつけるマッコールさんのもとに、マフィアの若造が近づいて「アンタは関わらない方が良いぜ」とナメ腐った態度をとる。この若造、相手が誰かわかっていないのだ。

「何だか知らんが、余所でやったらどうだ」とマッコールさん。「俺を脅してるのか?」とイキる若造。しかしこの後、とんでもない事態が!

マッコールさんは突然、「それはタイメックスの時計か?」と尋ねる。「違ぇよ、コレはな……。」若造が左腕を出した瞬間、マッコールさんは瞬時に手首を掴んで捻りあげる。若造よ、ようやく分かったか。ケンカを売る相手を誤ったことを!

美しい街で繰り広げられる、マッコールさんVS現地マフィアの仁義なき戦い。相手が何者であろうとも、何人いようとも、マッコールさんは1人づつ確実に仕留めていく。映像の途中で、マッコールさんと思しき人物がオペ用のベッドに伏しているカットが気になるが、きっと彼なら大丈夫だ。

ラストでは、椅子に拘束され拳銃を向けられたマッコールさんが、お馴染みの殺人デモンストレーションを披露。「9秒だ」。まさに赤子の手でもひねるかのように、一体多数の殺人パズルを展開する。マッコールさんの行く先に悪があれば、それらは必ず滅される。“イコライザー”の正義に国境はないのだ。

デンゼル・ワシントンとは『マイ・ボディガード』(2004)以来の再共演となるダコタ・ファニングが演じる女性は、マッコールさんに「街で死体が何体も見つかったそうだけど、あなたが殺ったの?」と尋ねる。その答えはこうだ。「私が殺し屋に見えるかい?ハッハッハ(笑)」。

『イコライザー』は人気テレビドラマ「ザ・シークレット・ハンター」(1985-1989)を原案として、元CIAエージェントのロバート・マッコールの活躍をスタイリッシュに描いてきた人気シリーズ。3作目の脚本には、前2作でペンをとったリチャード・ウェンクがカムバック。プロデューサーにはワシントンのほか、過去作からトッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーヴ・ティッシュが再就任している。監督にはアントワーン・フークアが続投した。

なお、映像には「ファイナル・チャプターを目撃せよ」とあるので、これがシリーズ最終作となる可能性もある。2023年9月1日よりUS公開予定。日本公開については公式発表を待ちたい。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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