「スーパーマリオ」ハリウッド版アニメ映画が公開延期に ─ 日本公開は2023年4月28日

任天堂が世に送り出した超人気ゲームキャラクター、スーパーマリオを描くハリウッド版アニメ映画の公開日が延期されることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『ミニオンズ』シリーズなどのスタジオ・イルミネーションとユニバーサル・ピクチャーズ、任天堂の協業で進められているタイトル未定の本アニメ映画は、米国で2022年12月21日に公開される予定だったが、イースター(復活祭)の週末にあたる2023年4月7日へ変更に。日本では同年4月28日に公開される予定だ。
公開日の延期は、クリスマス・ホリデーからイースターへ変更することで、家族連れの観客動員を最適化することが目的だと伝えられている。合わせて同ユニバーサルは、アニメ映画『長ぐつをはいたネコ』(2011)の続編『Puss in Boots: The Last Wish(原題)』の公開予定を同年9月23日のリリースから2022年12月21日に変更している。
スーパーマリオのアニメ映画の公開延期については、任天堂で代表取締役を務める宮本茂もツイートしている。
宮本です。「スーパーマリオ」映画について、制作パートナーであるイルミネーションのクリスさんと相談し、全世界での公開日を2023年の春に変更することを決めました。新しい公開日は、日本が4/28、北米が4/7です。大変申し訳ありませんが、楽しい映画に仕上げるために、もう少し時間をください。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) April 26, 2022
アニメ映画の声優陣は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』シリーズのクリス・プラットがマリオ役、『ミスター・ガラス』(2019)「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のアニャ・テイラー=ジョイがピーチ姫役、『パシフィック・リム』シリーズのチャーリー・デイがルイージ役、『ジュマンジ』シリーズのジャック・ブラックがクッパ役、『ロング・ショット』(2019)のセス・ローゲンがドンキーコング役、『ザ・プレデター』(2018)のキーガン=マイケル・キーがキノピオ役、『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』(2017)のフレッド・アーミセンがクランキーコング、「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-2020)ジャバ・ザ・ハット役のケビン・マイケル・リチャードソンがカメック役を担当。
共同プロデューサーに名を連ねるのは、イルミネーションの創業者で代表兼任天堂社外取締役のクリス・メレダンドリ、任天堂の代表取締役の宮本茂。『ティーン・タイタンズ・ゴー!トゥ・ザ・ムービーズ』(2018)のアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニックが監督を務め、『ミニオンズ フィーバー』(2022)のマシュー・フォーゲルが脚本を執筆する。
「スーパーマリオ」アニメ映画は、2023年4月28日に日本公開予定。
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Source:Deadline