マーク・ハミル『スターウォーズ・セレブレーション』にて撮影エピソードを披露 「オビ=ワンが死ぬシーンは笑えた」
ロンドンで開催中の『スターウォーズ・セレブレーション』のパネルディスカッションに登場したルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル。同セッションでは、『スターウォーズ / エピソード8の話題は無し』とのルールが設けられた上で、マーク・ハミルが様々なエピソードを披露した。
『フォースの覚醒』に向けて準備は万端だった?
マーク・ハミルは『フォースの覚醒』で自身の役がラストにサプライズ的に登場するに留められた事について、面白いと思ったのか、それとも屈辱的だと感じたのかという問いに対して、こう答えた。
「いやいや、屈辱なんかじゃないよ。本当にすごいサプライズだと思いましたね。でも、制作側は僕の準備をちゃんと出来てなかったと思いますね。
僕はトレーニングに励んで、体重を落としてたんです。週に2回ジムに行かされて、肉体的にシゴかれてるんだから、何かアクション的な事をやるんだろうなと思ってたんです。」
そうしてからルーカス・フィルムは、『フォースの覚醒』でのルークの役回りについて伝えたのだという。
「”あぁ、ところで、ワークアウトで体重を絞ってるんですって?あなたのやることは、振り返ってフードを脱ぐだけですよ“だってさ。ちょっと横になっていい?って感じでしたね。」と笑う。
絶対に笑ってはいけない『新たなる希望』24時
会場では他に、ある少年の質問に対して、1978年公開の『エピソード4 / 新たなる希望』撮影時の貴重なエピソードも語られた。質問は、これまでの撮影で1番面白かったのはどんな時?というものだ。
マーク・ハミルが1番面白かった瞬間とは、なんとアレックス・ギネス演じるオビ=ワン・ケノービが死ぬシーンだったそうだ。
「僕達はずーっと笑ってましてね。真面目なシーンだから真面目にならないといけないのに、でも、すごく滑稽だったんですよ。
英語圏で最も偉大な俳優のひとり、アレックス・ギネスの隣に座ってて、身長8フィート(約240cm)もする、ヘッドフォンをかけた犬のコスチューム男もいる(=チューバッカ)。何がどうしたんだよこの画?って、本当におかしかったんです。」
『スターウォーズ?スタートレックみたいなもの?』
スターウォーズが公開される直前、マークは現在の妻である女性と付き合い始めた。マークは彼女に、どんな仕事をしているのかと尋ねられ、映画に出ているんだよ、と答えたそうだ。
「”何ていう映画?”って聞かれたから、スターウォーズっていうんだよ、と教えた。そしたら彼女は“それ、スタートレックみたいなやつ?”って言うんですよ。」
マーク・ハミルはしばらく口を開けっ放しにして、「”うん、そうそう、スタートレックみたいなやつ”って言っといた。もうその方がわかってもらえるだろうってね。」
Source:http://www.ew.com/article/2016/07/15/mark-hamill-dont-keep-your-star-wars-toys-box