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東映版スパイダーマン、「Disney+」マーベルのドキュメンタリー番組で大々的に取り上げられる

Marvel’s 616
© Disney, All Rights Reserved

ホいつの間に!

東映版『スパイダーマン』が、満を持して本国マーベルのドキュメンタリー番組で大々的にフィーチャーされる。Disney+(ディズニープラス)で配信予定の「Marvel’s 616」のエピソードのひとつに、「ジャパニーズ・スパイダーマン(Japanese Spider-Man)」という回があるのだ。

海外版予告編も公開されており、我らが“地獄からの使者”が“悪をさぐり 空駆ける”映像が混じっており、レオパルドンまで登場する。ちなみに冒頭に登場するのは、「東京コミコン」への登場などで日本のファンにもお馴染み、マーベル・コミックス編集長のC・B・セブルスキだ。東映版スパイダーマンはメインビジュアルにも堂々と加わっているぞ。

Marvel’s 616
© Disney, All Rights Reserved

東映版『スパイダーマン』は、1978〜1979年に日本で放送された特撮テレビドラマ。日本独自のスパイダーマン像が描かれた、原作コミックとはほぼ無関係の物語だ。主人公は山城拓也。巨大ロボのレオパルドンが登場し、スパイダーマンが乗り込んで戦うなど、むしろ「スーパー戦隊シリーズ」の先駆けとなった要素も大きい。

日本ならではのトリッキーな特撮技術は評価された一方で、レオパルドンなどの強烈な独自要素にマーベル側は困惑したと伝えられているが、近年になって再評価の兆しがある。2014年のコミック『スパイダーバース』には山城拓也スパイダーマンとレオパルドンが登場し、マーベル・ユニバースでの存在が事実上認められた形となったのだ。さらにアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)にはレオパルドンがイラストで写り込んでいたほか、続編にも登場すると示唆されている。ほか、国内ではマーチャンダイジングも盛り上がりを見せている。そうえいば、C・B・セブルスキが案内してくれた2017年の『マーベル展』(六本木ヒルズ)でも、レオパルドンの超合金フィギュアが展示されていたことがあった。

「Marvel’s 616」は、マーベルの豊かなストーリー、キャラクター、クリエイターに迫るドキュメンタリー番組。「Japanese Spider-Man」含め、全8話で構成されている。製作はコミック・アーティストのジョー・カザーダら。配信は2020年11月20日予定。日本での配信については現時点で伝えられていない。

ちなみに、「Japanese Spider-Man」でエピソード監督を務めるのはNetflix「シェフのテーブル」などのデヴィッド・ゲルブ。和製スパイダーマンをどう調理する?

不死身の男、スパイダーマン!

Source:Disney,ComingSoonNet

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THE RIVER編集部THE RIVER

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