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マーベル幹部、20世紀フォックスに電撃移籍 ― 『アイアンマン』『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』製作を担当

マーベル
Photo by Solomon203 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marvel_in_Comic_Exhibition_20140810.jpg ) / Remixed by THE RIVER

マーベル・スタジオの幹部であるジェレミー・ラッチャム氏が、20世紀フォックス社へと電撃移籍することがわかった。ザ・ラップ誌が関係者より情報を入手したと報じている。

ラッチャム氏は同スタジオの展開するマーベル・シネマティック・ユニバースに最初期から携わっており、『アイアンマン』(2008)にアソシエイト・プロデューサーとして参加したのち、『アベンジャーズ』(2012)や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)、そして『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年8月11日公開)などでエグゼクティブ・プロデューサーを務めた人物だ。いわばケヴィン・ファイギ社長の片腕として活躍していた存在なのである。

ザ・ラップ誌によると、ラッチャム氏は20世紀フォックス社との契約のためマーベル・スタジオを退くという。関係者によると、同氏はフォックス社内に自らの製作会社を設立し、オリジナル作品をプロデュースする方向のようだ。移籍は2017年9月に行われるといい、マーベル・スタジオは『キャプテン・マーベル』(2019年公開)のプロデュースを残されたスタッフに任せることになるという。

なお今回の報道について、米国のマーベル・ファンはさまざまな憶測を始めている。
オリジナル作品よりも『X-MEN』『デッドプール』が先ではないか、『ファンタスティック・フォー』の再リブートを指揮するのではないかという声のほか、マーベル・スタジオと20世紀フォックスの間を取り持って全キャラクターを合流させる役割ではないか、というポジティブすぎる予想もあるほどだ。もちろんシビアな事情があるはずなので期待は禁物だが、でも、もしかして、もしかすると……?

Sources: http://www.thewrap.com/jeremy-latcham-leave-marvel-20th-century-fox-deal-exclusive/
https://www.comicbookmovie.com/marvel_studios/in-a-shocking-move-marvel-studios-jeremy-latcham-is-departing-for-a-new-gig-at-20th-century-fox-a152922
Photo by Solomon203 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marvel_in_Comic_Exhibition_20140810.jpg ) / Remixed by THE RIVER

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。