Netflix『デスノート』製作のマシ・オカ、『ロックマン』映画化に向け始動中

日本の同名人気漫画をハリウッドで再実写化した映画『デスノート』が、Netflixで配信中だ。今作でプロデューサーを務めたマシ・オカ氏が、海外メディアColliderでその思いを語った。

マシ・オカ氏といえば、海外ドラマ『HEROES』で「ヤッター!」と叫ぶヒロ・ナカムラ役として日本でもお馴染み。現在ではアメリカで俳優業のほか映画プロデューサーとしても活躍する。

『Death Note/デスノート』参画の理由

日本で生まれ、6歳でロサンゼルスに引っ越しても日本の漫画と共に育ったというマシ・オカ氏。デスノートについては、他のどのフィルムメーカーよりずっと以前から親しんでいた。「デスノートを守りたかったんです」と語り、ハリウッドの業界における製作事情を明かしている。

「クリエーターが製作に絡んで、彼らの声に耳を傾けるべき。これまで、クリエーターが関与しないケースを数多く見てきました。一般的にハリウッドは我道を行き、クリエーターらを端に追いやる。私はファンとして、プロデューサーをやることがベストだと感じたんです。企画がゼロの段階から携わって、育て上げようと。最初の段階から企画に関わりたいと思った理由です。」

「クリエーターが作品に納得感と誇りを持てれば、ファンも同様に納得感と誇りを持てるはず」と熱弁するマシ・オカ。「なぜなら、クリエーターはファンのことをよく分かってますから。」

「だから私にとって誇らしかったのは、日本に行くことができて、クリエーターの皆さんに初期カットを上映して、彼らに”ありがとうございます、これは凄い映画ですね”と仰ってもらえたこと。涙が浮かびましたよ。映画プロデューサーとしての私には、これこそが最も主であり重要な目的。」

Netflix版『デスノート』では、キャラクターの設定改変が話題となった。アメリカを舞台とすることで、主人公の夜神月はライト・ターナーの名に、色白なイメージのLは黒人俳優によって演じられた。こうした改変について、マシ・オカ氏は「日本で何度も実写化されているからこそ、アダムはこれまでとは異なるクリエイティブに挑んだ」と理由を語る。

「確かにキャラクターやストーリーに変更はありますが、核となるのは間違いなく映画デスノート。ファンとして、こうした変更は些細なものです。」

映画『ロックマン』始動中

日本のポップカルチャーをこよなく愛するマシ・オカ氏は現在、とある有名ゲームの映画化に向け始動中だという。

「ロックマンの映画に向けて動き始めたばかりなんです。脚本家と監督が脚本を執筆中で、製作のごく初期段階にあります。」

『ロックマン』で監督を務めるのは、『キャットフィッシュ』(2010)『パラノーマル・アクティビティ3』(2011)を手掛けたヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンのコンビ。両名とも、ゲームの大ファンだという。製作は20世紀フォックスとチャーニン・エンターテインメント。マシ・オカ氏はプロデューサーとして参画する。

「アニメやゲームなどの版権ものを取り扱う際には、制作者が作品の大ファンでなければいけません。なぜなら、作品へのリスペクトや理解がなければ、結局のところ良い作品は出来ませんから。」

『デスノート』にカメオ出演も果たしたマシ・オカ氏だが、その経緯は「私は役者でもあるわけだし、ちょっとカメオ出演してみても面白いんじゃないかと」思い立ち、自ら監督に提案して実現した。アダム監督の次回作には、超大作『ゴジラvsキングコング』も控える。

「これから先アダム監督の作品には全てに登場するかも。スタン・リーみたいにね。アダム監督さえ良ければ、『ゴジラvsキングコング』にも絶対に出たいですね。」

マシ・オカ氏は、『デスノート』続編制作も望む姿勢だ。

「ファンとNetflix次第ですが、うまくいけば、続編を製作するチャンスと権利も得られるかもしれません。」

映画『Death Note/デスノート』は、現在Netflixで独占配信中。

Source:http://collider.com/masi-oka-death-note-nega-man-movie-interview/
http://variety.com/2017/film/news/catfish-directors-mega-man-movie-1202500179/
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About the author

方向感覚が壊滅しており、Googleマップがあっても道に迷う編集長。ORIVERcinema発起人。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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