『ワイルド・スピード』監督と『バッドボーイズ』脚本家がタッグ、装甲機動隊 vs 犯罪組織の戦い描く ─ ハズブロ玩具「M.A.S.K.」実写映画版

『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)のF・ゲイリー・グレイが監督・製作を務める、米ハズブロの玩具「M.A.S.K.」の実写映画版(タイトル未定)の脚本家に、『バッドボーイズ フォー・ライフ』の新鋭クリス・ブレムナーが就任した。米The Hollywood Reporterが報じている。
「イリュージョンこそが究極の武器」がキャッチフレーズの「M.A.S.K.」は、1985年から1988年にかけて米国で発売された玩具で、多彩なキャラクターや乗り物といった商品展開で人気を獲得。米国内では、1985年から1986年まで同名アニメシリーズも放送されていた。装甲機動隊M.A.S.K.(Mobile Armored Strike Kommand)による、犯罪組織V.E.N.O.M. (Vicious Evil Network of Mayhem)の取り締まりを描くという物語で、部分的には『G.Iジョー』や『トランスフォーマー』の影響を受けているとのこと。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』で、凍てつく氷の大地にて大迫力のアクションを見せつけたグレイ監督と、人気キャラクターを深く掘り下げつつ絶妙なコメディ要素を取り入れた脚本で、大ヒットアクションシリーズ『バッドボーイズ』を現代に見事蘇らせたブレムナー。2人のタッグによって、大スケールかつ緻密な物語が展開されることに期待したい。
製作はグレイ監督率いる製作会社Fenix Studiosと、ハスブロの製作部門Allspark Pictures。グレイ監督は本作のほか、オープンワールド系クライムアクションゲーム『セインツロウ』の映画化企画を進行中。ブレムナーが脚本を執筆した『バッドボーイズ フォー・ライフ』は驚異的な大ヒットを記録し、ソニー・ピクチャーズR指定作品史上最高のオープニング記録を達成した。なお、2020年1月にはニコラス・ケイジ主演のアクション・アドベンチャー『ナショナル・トレジャー』シリーズの第3作にも就任したことが報じられている。
Source: The Hollywood Reporter