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『マトリックス4』2021年5月21日、米国公開決定 ─ 『ジョン・ウィック4』と奇跡の同日公開か

マトリックス リローデッド
© Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

キアヌ・リーブス主演、伝説のSFアクションシリーズ最新作『マトリックス4(原題:Matrix 4)』が、2021年5月21日に米国公開されることがわかった。ワーナー・ブラザースが発表した。

『マトリックス』シリーズは、キアヌ・リーブス演じる主人公トーマス・アンダーソン/ネオが、自分の生きる世界が仮想現実だという真実を突きつけられ、ネオを救世主だと信じるモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)、トリニティ(キャリー=アン・モス)とともに戦いに臨む物語。1999年公開の第1作は当時最先端の映像表現で全世界に衝撃を与え、その後、2003年に続編『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』が公開された。

来たる第4作の脚本・監督を務めるのは、前3部作を手がけたラナ・ウォシャウスキー。出演者にはトーマス・アンダーソン/ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティ役のキャリー=アン・モスのほか、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット=スミスが復帰する。また新キャストとして、『アクアマン』(2018)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、『ゴーン・ガール』(2014)のニール・パトリック・ハリス、「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)のジェシカ・ヘンウィック、『アナと雪の女王』クリストフ役のジョナサン・グロフ、「センス8」(2015-2018)のトビー・オンウメールが出演すると伝えられている。

このたび発表された『マトリックス4』の米国公開日は、なんとキアヌ・リーブスのもうひとつの代表作『ジョン・ウィック』シリーズ第4作(タイトル未定)の米国公開日と同日。ただし『ジョン・ウィック』第4作は脚本が完成しておらず、またキアヌのスケジュール面においても、予定通りに製作が行われるかは不透明な状況とみられる。しかし、ひとまずは2021年の初夏に「キアヌ・リーブス vs キアヌ・リーブス」という対決が世界各国の映画館で繰り広げられる可能性があるわけだ。

本作の共同脚本には『クラウド アトラス』(2012)原作者のデイヴィッド・ミッチェル、作家のアレクサンダル・ヘモンが参加。前3部作のビジュアルを作り出したコンセプチュアル・デザイナーのジェフ・ダロウ、ストーリーボード・アーティストのスティーヴ・スクロースが続投し、撮影監督には 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994)『ブレイブハート』(1995)でアカデミー賞に2度輝いたジョン・トールが加わった。なおプロデューサーはラナ監督のほか、『リローデッド』『レボリューションズ』を手がけたグラント・ヒルが担当。撮影は2020年初頭より開始される。

ちなみにワーナー・ブラザースは、この『マトリックス4』以外にも『マトリックス』シリーズの新作を企画しているとのこと。そちらの情報はいまだ明らかになっていない。

映画『マトリックス4(原題:Matrix 4)』は2021年5月21日に米国公開予定。いよいよ伝説が再び動き出す。

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Source: Deadline(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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