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『スター・ウォーズ』ダース・モール単独アニメは「クローン・ウォーズ」1年後が舞台、「少しダークで危険に」

スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ
『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ』屈指の人気ヴィラン、ダース・モールを描く新たなアニメーション・シリーズ「スター・ウォーズ:モール シャドウ・ロード(原題:Star Wars: Maul – Shadow Lord)」は、「クローン・ウォーズ」1年後が舞台となるようだ。ダース・モール役を演じる声優のサム・ウィットワーが米Colliderに明かしている。

2025年4月18日〜20日に日本で開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」で発表された目玉企画のひとつ。ダース・モールは『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)でオビ=ワン・ケノービに身体を真っ二つに斬られて敗れているのだが、実はこれを生き延びており、アニメシリーズ「クローン・ウォーズ」では機械の下半身を得て再び暗躍するドラマが描かれた。

ウィットワーはColliderに対し、新シリーズは「クローン・ウォーズ」の1年後が舞台になると明かし、世界観設定を紹介。「そこでは、みんながクローンにやられてしまっていて、モールの組織もその重圧に耐えられなかった。それでも彼はまだグループを持っているが、もう以前のようではない。そういう意味では壊滅的です。誰もが非常に恐れをなしている。誰もが非常に不安になっている。モールは帝国の台頭を見ていたし、知ってもいたが、まさかこんなことになるとは思っていなかった」。

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ダース・モールはダース・シディアスことパルパティーンのアプレンティス(弟子)であったが、見捨てられたことで帝国に恨みを抱くようになっている。「彼は彼のマスター(※パルパティーン)の計画に加わっていたが、それも部分的だった。知っていることもあれば、知らないこともあった。帝国を予期していつつも、こうなるとは思っていなかったんです」とウィットワーは続けている。

作品のトーンについては「モール視点の作品ということで、お馴染みのスタイルを踏襲しつつ、彼の世界観に合わせて微調整する必要がある。だから、少しだけダークになり、少しだけ危険になります」と紹介。また、モールはクローン戦争中に「我々が知るよりもはるかに多くのジェダイを殺してきた」とし、「サヴァージ・オプレスと共に大暴れしていたことが仄めかされていたが、それはみんなが思っているよりもずっと進んでいた」と、知られざるドラマも示唆した。

「スター・ウォーズ:モール シャドウ・ロード(原題)」は2026年にディズニープラスで配信予定。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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