シリーズ完結編『メイズ・ランナー:最期の迷宮』ディラン・オブライエンほか出演者の初々しいオーディション映像が公開に

巨大な迷路=メイズから決死で脱出する若者たちの姿を描く『メイズ・ランナー』シリーズ。その完結編となる映画『メイズ・ランナー:最期の迷宮』が、2018年6月15日(金)より公開される。
このたび、本シリーズで一躍知名度を上げた主演のディラン・オブライエンをはじめとするキャストたちのオーディションの様子、および現在の彼らがそのオーディション映像にコメントする特別映像が公開された。
「ヒーローになるための最初の試練」と題された本映像には、ディラン・オブライエンやミンホ役のキー・ホン・リー、ニュート役のトーマス・ブロディー=サングスターらが初々しく自己紹介をする様子が収められている。
ウェス・ボール監督「主演俳優以外はピンときた」
ウェス・ボール監督は「キャスト全員にピンと来た。主人公のディラン以外は」と発言している。主演俳優にピンと来なかった理由はディラン本人から明かされる。「ジェルでガチガチに固めた髪で別の撮影から直行したんです。今見るとヤバい。」ボール監督は「髪型を直したらハマった。シリーズの星ですよ」と付け加える。
ボール監督によれば「テレサ役はカヤに即決だった。テレサそのものだと思った」とのこと。しかしカヤ・スコデラリオ本人は「自信はまったくなかった。(オーディションを受けた後)ダメだと思って、泣きながら帰った。悔しくて、すぐやけ食いした」と当時を振り返る。フライパン役を演じたデクスター・ダーデンも「人生最悪の大失敗だったと落ち込んだ」と語り、オーディション時は全く手ごたえを感じられなかったそうだ。「翌日エージェントから電話があり、合格したと聞いて信じられなかった。待ちに待った合格通知だった」と当時の喜びを明かしている。

本作でニュートを演じるのは『ラブ・アクチュアリー』(2003)でリーアム・ニーソンの息子役を務め、名子役としてトーマス・ブロディー=サングスター。童顔の若者からイケメン俳優へと、キャストの中で最も成長したサングスターに監督は「不思議な魅力を感じた」という。また監督が「完璧だった」と評するミンホ役のキー・ホン・リーは、「すべては監督のおかげ」だと信頼を寄せている。
シリーズ全作で監督をつとめたウェス・ボールは、「彼らはシリーズを通して成長した。キャストに恵まれました」と明かす。第一作目の撮影前にはキャストたちを招いてブートキャンプを行い、俳優たちの仲間意識を育てるところから始めたそうだ。
オーディションを勝ち抜いたキャストたちは、『メイズ・ランナー:最期の迷宮』で遂に伝説のラスト・メイズに挑むことになる。その勇姿はぜひスクリーンで体感しよう。
映画『メイズ・ランナー:最期の迷宮』は、2018年6月15日(金)より全国ロードショー。
『メイズ・ランナー:最期の迷宮』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/mazerunner/