『トランスフォーマー』マイケル・ベイ監督、次回作は『デッドプール』脚本家のアクション映画!スピルバーグのSF映画にも契約交渉中

映画『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの爆発王”マイケル・ベイ監督が、新たに映画2作品を手がける方向であることがわかった。米Variety誌が報じている。
2007年『トランスフォーマー』以降、ベイ監督は同シリーズを連続して手がけてきた。そのかたわら、プロデューサーとして多くの映画に携わりながら、『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』(2013)や『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(2016)といった意欲作を時折発表しているのである。このたび報じられた2作品は、いずれも『トランスフォーマー』シリーズとは異なる魅力にあふれた映画となることが期待できそうだ。
『デッドプール』脚本家&スティーブン・スピルバーグ!
Variety誌が入手した情報によれば、ベイ監督が次回作として手がけるのは、映画『デッドプール』シリーズを執筆するレット・リース&ポール・ワーニックが脚本を手がける『6アンダーグラウンド(原題:6 Underground)』。『デッドプール』とは異なり、リース&ワーニック自身のアイデアによる新作アクション映画になるということだ。
リース&ワーニックは脚本・製作総指揮を兼任し、プロデュースには『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)や『ターミネーター』新作映画、『トップガン2(仮題)』など話題の大作を次々担当するデヴィッド・エリソンらが就任する。ストーリーの内容は伏せられたままだが、エリソン率いるスカイダンス・プロダクションズは2019年夏の劇場公開を目指してプロジェクトを進めているという。
また『6アンダーグラウンド』に続く形で、現在ベイ監督は『ロボポカリプス(原題:Robopocalypse)』の契約交渉にも入っているという。本作はダニエル・H・ウィルソンの同名SF小説を映画化するもので、近未来を舞台に、人工知能の発達によってロボットたちが反乱・殺戮を始めるというストーリーだ。
当初、『ロボポカリプス』はスティーブン・スピルバーグが監督を務める予定だったが、スケジュールの都合で実現せず、そこで「ふさわしい人選」としてベイ監督に白羽の矢が立ったという。スピルバーグは製作総指揮としてプロジェクトに残留するとみられ、ベイ監督が就任すれば『トランスフォーマー』シリーズに続いてのタッグとなる。
ところでスピルバーグは『トランスフォーマー』第1作でも直々にベイ監督を選んでいるわけだが、もしかしてスピルバーグの中には「ロボット=マイケル・ベイ」というイメージがあるのだろうか……?
なお2018年2月には、ワーナー・ブラザース&DCコミックスが、コミック「ロボ」の映画化をベイ監督に打診していると報じられていた。そちらは正式オファーに達していなかったようだが、仮に実現するとしても、そちらは当面先のプロジェクトとなるだろう。
映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』のブルーレイ&DVDは現在発売中。
Source: http://variety.com/2018/film/news/michael-bay-new-movies-six-underground-robopocalypse-1202721030/
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