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ジェームズ・マカヴォイ、良かれと思って『X-MEN:フューチャー&パスト』で坊主にするも、実は剃っちゃダメだった

東京コミコン2022 ジェームズ・マカヴォイ

『X-MEN』ユニバースで若年期のプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア役を演じたジェームズ・マカヴォイが、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)の役作りで意気込みすぎて、先走ってしまった“トホホ……”な裏話を披露している。

プロフェッサーXといえば、なんといってもツルピカ・スキンヘッドがトレードマーク。『フューチャー&パスト』の前に、すでに『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)で若かりし日のプロフェッサーXを演じていたマカヴォイは、「今度こそ坊主にしよう」と決心した当時を、英GQのインタビューで振り返っている。

「『X-MEN:フューチャー&パスト』の準備で、“今回は髪を剃るべきだろう、その時が来た”と思ったんです。それで、下準備としてバズカット(坊主頭)にしてサイドの際まで刈り込んで、ジャーヘッド(坊主のようなミリタリーカット)みたいな感じにしたんです。

ところが撮影セットに行ったら、“ダメだよ、ダメダメ”と言われてしまって。それで脚本を受け取って内容を見たら、(過去となる)70年代のシーンをやってヘア・エクステも付けると知ったんです。最初、彼ら(ヘアメイクのチーム)は“何とかなるさ”と言ってたけど、僕は“いや無理だろコレ……”という感じで。」

ヘア・エクステとは、地毛にアクリルやファイバー製の人工毛を付け足して髪を長く見せる方法だ。ある程度の長さの地毛が必要なわけで、坊主頭にしてしまったマカヴォイにヘア・エクステが無理だったのは容易に想像できる。『フューチャー&パスト』の本編で、マカヴォイ演じるプロフェッサーXは70年代風のロングヘアだが、カツラを着用したのだろうか。

いずれにせよ、役にかける意気込みで先走ってしまったマカヴォイの情熱が感じられる裏話である。なお、『X-MEN』シリーズ4作に出演したマカヴォイは、実際に髪を剃り落としたスキンヘッド姿も見せている。

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Source:GQ,Comicbook.com

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。