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マシュー・マコノヒーが語るリーダー論 ─ 『SING』バスター・ムーンから学ぶリーダーシップ

SING/シング:ネクストステージ
Dec 12, 2021 in Los Angeles. ©ABImages

バスター・ムーンから学べることはたくさんありますよ。政界であろうとなんであろうとね」。俳優マシュー・マコノヒーはTHE RIVERに語る。日本でも初登場No.1を飾った大ヒット中の映画『SING/シング:ネクストステージ』で、主人公のコアラ、バスター・ムーンを演じている(日本語吹替版は内村光良)。

バスターは、華やかなエンターテイメントがあふれる劇場を切り盛りする楽観的なリーダー。一方マコノヒーは、長らくテキサス州知事選に出馬するのではないかとの噂があった。本人は2021年11月に出馬見送りを表明しているが、仮に知事ともなれば、「テキサス州のリーダーになるわけだ」と責任の大きさを噛み締める。「リーダーの中には、チームメンバーのことを、家で飼ってる犬か何かだと思ってる人がいます。まるで自分のために存在するチームだと思っている」。

「どんな人にも、それなりのリーダーシップというものが求められます。父親でも、コーチ、教師、政治家でも、彼らはそれぞれの分野でのリーダーです」とマコノヒーは説く。リーダーとしてのバスター・ムーンは、「“粘り強さ”と“再起力”がある」と評した。

「彼には、思い描いたことを実現させる力がある。幻想を夢に変えるんです。幻想よりも夢の方が実現しやすい。幻想を追い求めることはないけれど、夢ならば追いやすい。なぜなら、夢は現実になりうるからです。幻想が現実になることはあり得ない。

バスターは、とにかくひたすら前向きです。それは、どんなリーダーにとっても必要なこと。知事であろうと大統領であろうと、ひたすら前向きでなくては。

信じる力が必要です。信じる力を失ってしまうような困難にたくさん出会うことがあるかもしれない。それでも、人々や自分自身と共に歩んでいきたい理想を信じ続けなくてはなりません。そういう点で、バスター・ムーンから学ぶべきことはたくさんあります。」

マコノヒーは今後も、自分がリーダーだと思える企業家やビジネス、財団を支援する活動を続けるという。

SING/シング:ネクストステージ
Dec 12, 2021 in Los Angeles. ©ABImages

『SING/シング:ネクストステージ』は大ヒット公開中。

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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