ユアン・マクレガーのオビ=ワン役帰還、『トレインスポッティング2』がきっかけだった ─「同じことが起きた」

2022年5月27日より配信スタートとなるドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で、ユアン・マクレガーがジェダイ・マスターとしてついに帰還する。『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみのキャラクター、オビ=ワンとしてカムバックするきっかけとなったのは、本人の代表作のひとつ『T2 トレインスポッティング』(2007)にあったという。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)から10年後が舞台の本作。ダース・ベイダーはジェダイを抹殺し銀河を支配しようとしていた。“ジェダイ敗北”の悲劇を経て、オビ=ワンやヨーダといったごくわずかなジェダイたちは身を潜めていた。しかし帝国軍から追い詰められていくオビ=ワンは、ひとりでシスの暗黒卿に立ち向かうことに。
『エピソード3』でパルパティーンからの誘惑に負け、暗黒面に堕ちたダース・ベイダーと、オビ=ワンの再対決が期待されている本作だが、それぞれのキャラクターをヘイデン・クリステンセンとユアン・マクレガーが再演していることも、注目すべきポイントのひとつだ。
Total Filmのインタビューにてマクレガーは、1996年に公開された1作目から約20年越しに復帰した『T2』を引き合いに出しながら、オビ=ワンとしてのシリーズ復帰について語っている。
「『トレインスポッティング』は本当に大好きな作品なので、続編のせいで評判を下げるようなことはしたくありませんでした」と、『T2』を製作することに抵抗があったとしながらも、マクレガーは「“やりたい。なぜやらないんだ”と徐々に思うようになったんです」と心境の変化が訪れたと説明。約17年ぶりにオビ=ワンとしてカムバックすることには、「『オビ=ワン』でも同じことが起こったんです」という。
「自分の作品の中で役を掘り下げていくと、そのキャラクターが自分の脳の中で生きていると思うものなんです。彼らはまだその中にいて、それを再び引き出すのはそこまで難しいことではないと、僕は知ったんですよ」。
『トレインスポッティング』1作目は、ドラッグと暴力に溺れる若者たちの青春を独創的な演出で描き、英国をはじめ世界中で一大旋風を巻き起こした映画。マクレガーが心配を募らせていた続編『T2』もまた、ファンおよび批評家から高く評価された。その期待に応えられたことが、より大きな自信へと繋がり、“フォース”に導かれるように、ジェダイマスターとして帰還することを決意したのだろう。
ディズニープラスドラマ「オビ=ワン・ケノービ」初回2話は、2022年5月27日(金)16時より独占配信開始。
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Source:ScreenRant