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『アベンジャーズ』マーベル・スタジオ、オンライン版コミコンの参加見送りか

マーベルのロゴ

『アベンジャーズ』シリーズなどのマーベル・シネマティック・ユニバース作品を手がける米マーベル・スタジオが、2020年7月22~26日(米国時間)に開催される「サンディエゴ・コミコン」のオンライン版「Comic-Con@Home」への参加を見送る可能性が高まってきた。

「Comic-Con@Home」は、新型コロナウイルスの影響により、“ポップカルチャーの祭典”サンディエゴ・コミコンの実開催が中止となったことで企画された、史上初のオンライン版イベント。各社はラインナップを随時発表しており、マーベルと同じくディズニー傘下のサーチライト・ピクチャーズは、ギレルモ・デル・トロ製作のホラー映画『Antlers(原題)』での参加を決定。その一方、米Deadline「マーベル(・スタジオ)は傍観の立場を取る」と記した。

この報道に先がけて、マーベル・スタジオを擁するマーベル・エンターテインメントは「Comic-Con@Home」の出展ラインナップを正式に発表。Disney+で配信されるドキュメンタリーシリーズ「Marvel’s 616(原題)」、アニメやレゴ作品を扱うYouTubeチャンネル「Marvel HQ」の出張版、コミックのライター&アーティストと編集者たちが今後の作品や展開を語る「Marvel Comics: Next Big Thing」の登場が予定されているが、映画・ドラマ部門であるマーベル・スタジオはそこに名を連ねていない。

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しかしながらマーベル・スタジオは、『ブラック・ウィドウ』や『エターナルズ(原題)』などの映画作品、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」(すべて原題)といったDisney+でのドラマシリーズと、あまたの作品群を控えている。コロナ禍にあって先行きは不透明ながら、夏のお約束であるコミコンでの情報解禁に期待していたファンも多いはず。さて、いったいどうなることか。

ちなみにDCコミックスは、コミック・映画・テレビなど多岐にまたがる大型バーチャルイベント「DCファンドーム」を日本時間2020年8月23日(日)午前2時より開催する。

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Sources: Deadline, Marvel

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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