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MCU版『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』企画進行中 ─ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ブラックパンサー』『キャプテン・マーベル』続編も

マーベル
CC0 Public Domain

2019年7月20日(米国時間)、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」にて、マーベル・シネマティック・ユニバースの新作ラインナップが一挙発表された。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、MCU版『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』の企画が進行していることも壇上で認めたという。

米国メディアによると、ケヴィン社長は『ファンタスティック・フォー』リブート企画が進行していることをステージ上で明かしたほか、パネルイベントの最後には「ミュータントについてお話しする時間がなくなってしまいました。どのようにミュータントをMCUに登場させるのか…」と語ったと伝えられている。言わずもがな、ミュータントとはX-MENのことだ。

コミック「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」の映像化権は、長きにわたって20世紀フォックス社が所有していた。映画版『X-MEN』シリーズは、スピンオフ作品『ウルヴァリン』『デッドプール』シリーズ、2020年4月米国公開予定の『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』を含めると計13作品が製作されており、同じく『ファンタスティック・フォー』シリーズは2005年、2007年の2作品と、2015年のリブート版の計3作が公開されている。

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2019年3月、ウォルト・ディズニー・カンパニーと21世紀フォックス社の事業統合が完了したことによって「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」の権利はディズニー/マーベル・スタジオに戻っており、MCU傘下での新シリーズ開始が明かされていた。事業統合の完了後、ケヴィン社長はX-MENのMCU合流には「長い時間がかかる」と述べていたが、企画の存在を公にできる程度には、すでに水面下で話が動いているようだ。

なおケヴィン社長は、2021年以降に公開される新作として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』のほか、『ブラックパンサー』(2018)『キャプテン・マーベル』(2019)の続編が控えていることを認めた。なお、大きな人気を誇る黒人ヴァンパイア・ハンター、ブレイドの単独映画『ブレイド(原題:Blade)』が、マハーシャラ・アリ主演で企画されていることも正式に発表されている。

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Sources: Deadline, Variety, SR(1, 2), Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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