『MEG ザ・モンスター』続編、リー・ビンビンが降板 ─ 中国のアクションスター、ウー・ジンが参加へ

ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画『MEG ザ・モンスター』(2018)に海洋学者スーイン・ジャン役として出演したリー・ビンビンが、現在撮影中の続編映画『Meg 2: The Trench(原題)』から降板したことが判明した。あわせて、中国のアクションスターとして知られる呉京/ウー・ジンが出演することも分かっている。
2022年1月下旬の撮影開始時、続編にビンビンが出演するとも伝えられていた。このたび降板を伝えた米Varietyはその理由を記していない。一方で、報道では「今回は女性のリードキャラクターが不在だが、十代の娘を演じるソフィアやたくさんの女性、多様性のあるキャストが参加している」とも伝えられている。ソフィアとはビンビンが演じたスーインの娘、メイインを演じたソフィア・ツァイのこと。母親不在にして、どのようにメイインが登場するのか気になるところだ。
また、ビンビンの降板とあわせて、中国の俳優、呉京/ウー・ジンの参加が判明した。ウー・ジンは、『SPL/狼よ静かに死ね』(2005)や監督を兼任した『ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊』(2015)などで知られているアクション俳優。2017年には、続編『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』で中国史上No.1興収を叩き出す大ヒットを作り出した。ハリウッドを代表するアクションスターであるステイサムとの共演も楽しみだ。
ほか発表されている共演キャストには、『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』(2021)のシエンナ・ギロリー、『バイオハザード IV アフターライフ』(2010)『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)などのセルヒオ・ペリス=メンチェータ、「The Gifted ザ・ギフテッド」(2017‐2019)などのスカイラー・サミュエルズら。撮影は英ロンドンで行われており、5月まで継続されるとのこと。以降はアジア地域を中心に野外撮影にシフトしていくという。米公開日は未定。
Source: Variety