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『スパイダーマン』マイケル・キートン、トゥームス役でさらなる再演か

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でヴィランのバルチャー/エイドリアン・トゥームスを演じたマイケル・キートンが、Instagramで何やら意味深な投稿を行っている。「今日はちょっとトゥームスの仕事が」と言うのだ。

撮影スタジオと思しき外観と共にこう投稿したキートン。トゥームス役を再演すると取ってまず間違いないのだろうが、問題は一体どの作品で?ということだ。

可能性として考えられるのは、2022年4月1日に日米公開予定の『モービウス』のための追加撮影だ。キートンは同作の予告編に登場しており、『ホームカミング』での役どころと全く同一かは怪しいものの、トゥームス役を再演しているとみられる。公開が目前に迫っている状態だが、例えばエンディング後のポストクレジットシーンなど、ちょっとしたシーンの追加のために手短な撮影を行うことになったのかもしれない。参考事例として、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にサプライズ登場したJ・ジョナ・ジェイムソン役のJ・K・シモンズは、小道具の準備も整いきらないまま突貫で撮影している。

同様のセオリーで、2022年5月4日公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』での何らかの追加シーンに参加している可能性もあるし、とすれば他のあらゆるマーベル待機作も候補となるだろう。

最近の作品では、スパイダーマンが属するマーベル・シネマティック・ユニバースと、ヴェノムやモービウスが属するソニーのユニバースが別世界であることが明示されている。しかしMCUキャラクターであるはずのマイケル・キートンのトゥームスが『モービウス』予告編に登場していたことから、その境界線は現在よくわからないことになっている。トゥームスは異なるバースをつなぐような存在になるかもしれないから、キートンが何のために撮影を行っているかというのは、ファンにとって気になるポイントなのだ。

ちなみにキートンは2021年11月に出演した米テレビ番組でも「明日撮影がある」「バルチャーのやつ」と話していたことがある。エイドリアン・トゥームスに翻弄される日々はまだ続きそうだ。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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