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フランシス・フォード・コッポラ監督新作、クリスチャン・ベールが主演交渉中か ─ ワイナリー売却で挑む壮大な野心作

クリスチャン・ベール
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christian_Bale-7834.jpg Remixed by THE RIVER

フランシス・フォード・コッポラ監督による野心作『Megalopolis(原題)』に、『ダークナイト』トリロジーや『バイス』(2018)『フォードvsフェラーリ』(2019)などのクリスチャン・ベールが主演の打診を受けているようだ。

『Megalopolis』は、1980年代より監督が温めてきた企画。ジャンルはラブストーリーで、破滅的な災害に見舞われたアメリカ・ニューヨークを、ユートピアとして再建しようと奮闘する建築家の姿を描く物語であり、『ベン・ハー』のようなローマ叙事詩になるという。既報では出演者として、オスカー・ アイザックやフォレスト・ウィテカーをはじめ、ケイト・ ブランシェット、ジョン・ヴォイト、ミシェル・ファイファー、ジェシカ・ラング、ゼンデイヤ、ジェームズ・カーンが交渉中と伝えられていたが、のちにオスカーが離脱したことが報じられていた。そのほかキャストに関しても、その後の進展は伝えられていない。

この度、クリスチャン・ベールが本作に主演交渉されている、あるいはされていたことを明かしたのは、ロバート・デュヴァル。『ゴッドファーザー』3部作や『地獄の黙示録』(1979)などで、コッポラ監督と仕事を共にしてきたことでも知られる名優だ。一方、ベールとはスコット・クーパー監督最新作『The Pale Blue Eye(原題)』にて共演を果たしている。

The Gateのインタビューにてデュヴァルはベールについて、「素晴らしい俳優です」と評価した上で、「コッポラは彼に新たな大作映画の主演を打診したようです」と口にしている。これがどのタイミングでの出来事なのかは定かでないため、現時点でも交渉が行われているのかは不明だ。アカデミー賞受賞者であるふたりに注目が集まる。

ちなみにコッポラ監督は本作を製作するため、ワイナリーの大部分を売却しているといい、その額は1億2,000万ドルにもおよぶとのこと。「私はお金を惜しみません」と並々ならぬ思いが込められた本作に引き続き注目しよう。

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Source: The Gate

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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