リーアム・ニーソンがアルツハイマーの殺し屋に、『MEMORY メモリー』日本公開決定 ─ 『007 カジノ・ロワイヤル』監督最新作、ガイ・ピアース共演

『96時間』シリーズのリーアム・ニーソンが、アルツハイマーを患った殺し屋に。主演最新作『Memory(原題)』が、邦題『MEMORY メモリー』として2023年5⽉12⽇(⾦)に全国公開されることが決定した。あわせて予告編&ポスタービジュアルも到着している。
完璧な殺し屋として、裏社会で名を馳せてきたアレックスが引退を決意した。アルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったのだ。これが最後と決めた仕事を引き受けるが、ターゲットが少⼥だと知ったアレックスは怒りに震え契約を破棄する。「⼦どもだけは守る」という唯⼀の信念を貫くため、独⾃の捜査を開始したアレックスは、財閥や⼤富豪を顧客とする巨⼤な⼈⾝売買組織の存在を突き⽌める……。
アクションスターとして⼀時代を築き上げてきたリーアム・ニーソンが、70歳を迎え、アルツハイマーで記憶を失っていく殺し屋というリアリティあふれる設定で、⼀⽣で⼀度の正義を貫くダークヒーローを演じる。監督として初めてのタッグを組むのは、『007 ゴールデンアイ』(1995)『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)のマーティン・キャンベル。共演には『アイアンマン3』(2013)などのガイ・ピアース、『007 スペクター』(2015)などのモニカ・ベルッチが名を連ねた。
公開された予告編では、リーアム演じる“完璧な殺し屋”アレックスが、信念に反する依頼を破棄したことで巨⼤な陰謀に巻き込まれていく様子が、アルツハイマーの進⾏により記憶が定かでなくなっていく困惑と重ねられながらスリリングに描かれている。ポスタービジュアルには、刻々と迫るタイムリミットに抗うかのような眼差しのアレックスと、「信念、それは最強にして最後の武器。」というキャッチコピーがデザインされた。
なお、本作は2003年に製作されたベルギー映画『ザ・ヒットマン』をハリウッドにてリメイクしたもの。脚本は「パニッシャー」(2017-2019)のダリオ・スカーダペインが執筆した。

映画『MEMORY メモリー』は2023年5⽉12⽇(⾦)より全国ロードショー。