氷点下40度「ホッキョクグマを探しに行った」『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』一同、北極圏で船上生活

トム・クルーズ主演シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』では、「真にグローバルな『ミッション:インポッシブル』」を目指すため、世界各国でロケ撮影が行われた。そのうちの一箇所が、北極圏のスヴァールバル諸島。氷点下40度にもなる極限地帯だ。
「氷帽で撮影していたら、ホッキョクグマが現れて1日に何度か中断することもありました」と、5月7日に都内で行われた本作の来日記者会見で、クリストファー・マッカリー監督は振り返る。「僕たちは氷帽の上というよりも船の上で暮らしていたのですが、ホッキョクグマが船に上がってこようとするんですよ」。
ポム・クレメンティエフは、ホッキョクグマとの思い出エピソードを披露。「ホッキョクグマを避けていたのに、探してもいたよね」といい、その姿を探し出しに行くこともあったそう。一同は現地でスノーモービルに乗って移動していたが、想像異常に高速だったためクレメンティエフは後部座席で必死の思いだったそうだ。
乗りながら、一同は「ホッキョクグマを探そう!」というノリになったとクレメンティエフ。「それって……大丈夫なのかな?わかんないけど!」と軽い調子で、スノーモービルに乗ってホッキョクグマを探していたのだそうだ。
スヴァールバル諸島での撮影期間中、キャストやクルーたちは船内で共同生活を送った。船では、カード遊びをしたり食事を共にしたりして親睦を深めた。極寒地での撮影には、温かいお茶やホットチョコレートなどが用意されており、キャストらをもてなしたという。「あらゆるお気遣いのおかげで、安全に、快適に撮影することができました」とヘイリー・アトウェルは振り返った。
気温がマイナス40度になるため、カメラの使用にも高度な工夫が求められた。「素早く調整し、環境と戦うのではなく、環境と協力することを学びました」とマッカリー監督。そのおかげで「極めて美しいショットが撮影できた」と手応え。どんなシーンとなったかは、本編で確かめよう。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月17日(土)〜22日(木)先行上映、23日(金)公開。
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