1962年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。青春映画の端役として出演していたなか、『卒業白書』(’83)でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされ、注目を浴びるようになる。その後、『トップガン』(’86)で主演を務め、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たした。『レインマン』(’88)の翌年に公開した『7月4日に生まれて』(’89)ではゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しただけでなく、アカデミー賞主演男優賞にノミネート。そして現在も人気の衰える事のないシリーズ作品『ミッション : インポッシブル』(’96)で初めてプロデューサーを務める事になる。その後『アイズ ワイド シャット』(’99)、『バニラ・スカイ』(’01)、『マイノリティ・リポート』(’02)などに主演。最新作は『アウトロー』(’12)の続編となる『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(’16)や、『ミイラ再生』(’32)のリブート作であり、ユニバーススタジオ作品が手がけるダーク・ユニバースの第1作目となる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(’17)が挙げられる。ディスレクシア（失読症）を患っていた俳優の一人として知られており、車やバイクをこよなく愛し、派手なアクションシーンでもスタントを使わない事が原則。何より愛しているものは彼の愛娘、スリちゃん。
