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トム・クルーズ、指関節が外れた ─ 『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』飛行機シーンで「パンパンに腫れていた」

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
©2024 PARAMOUNT PICTURES.

トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』最大の見せ場となる複葉機しがみつきシーンの撮影で、トムは指の関節が分離するという痛いアクシデントに耐えながら撮影を行っていたという。衝撃の舞台裏を米Entertainment Weeklyが紹介している。

『ファイナル・レコニング』クライマックスでイーサン・ハントは、宿敵ガブリエルを追って複葉機に飛びつく。猛スピードで曲芸飛行を繰り出す機体に、イーサンは身体ひとつでしがみつき、コックピット目指してよじ登る。撮影では、一歩間違えれば命の危険も容易い。公開された舞台裏映像では、あのトムでさえ「もう無理だ」と弱音を吐く過酷な撮影だ。

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
©2024 PARAMOUNT PICTURES.

イーサンがシートベルトを掴んで、逆さまになった飛行機にぶら下がる極限のシーンでは、トムの身体に知られざる異変が生じていたという。「これでトムの指の関節が外れてしまったので、このシーンが終わる頃には手がパンパンに腫れ上がっていた」と、クリストファー・マッカリー監督は証言。「見ただけでとても痛々しい」ほどの負傷だったそうだ。

悪役のガブリエルがイーサンを振り落とすために機体を回転させると、シートベルトにしがみついたままイーサンは側面に叩きつけられる。「キツかった。あの衝撃は激しかった」とトムは振り返る。「背骨を骨折しかけた」ほどだったという。

そのリアクションはアドリブで、トムのほうから「必要になると思う」と薦めたそう。もっとも、監督のほうは「そんなものを頼んだ覚えはない」と返したそうだ。

この場面でトムは時速120〜130マイル(約193〜209キロ)で飛行する中での風圧に耐え続けており、酸素が吸えず「気絶したことも何度かある」と、公開前のインタビューで語っていた。見守るマッカリーも「ストレスで吐きそうになる」と誰もが消耗した渾身の場面だ。いよいよデジタル配信開始となり、いつでも再鑑賞できるようになった。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はApple TV、Prime VideoU-NEXT、他各プラットフォームで配信中。デジタル配信中。4K UHD,ブルーレイ&DVDは2025年10月17日(金)発売。

※Amazon のアソシエイトとして、THE RIVERは適格販売により収入を得ています。

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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