『ミッション:インポッシブル』新作、『X-MEN』ニコラス・ホルトが降板

トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作(ともにタイトル未定)から、『X-MEN』シリーズなどで知られるニコラス・ホルトが降板となった。米Deadlineなどが報じている。
『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作は、2020年2月、イタリアでの撮影が予定されていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期を余儀なくされた。報道によると、ホルトの降板は撮影延期に伴うスケジュールの都合によるもの。米Hulu製作、エル・ファニングとの主演ドラマ「The Great(原題)」シーズン2の撮影に参加しなければならないという。このたびDeadlineは、『ミッション:インポッシブル』新作の撮影は2020年の晩夏から初秋にかけて再開されると記している。
ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグは、撮影の中断以前、すでにホルトとの共同作業に入っていたことを明かしていた。それがリハーサルだったのか本撮影だったのかは不明だが、もしも撮影が進行していた場合、早くもホルトの出演シーンは撮り直しが必要となる。なお本作に限らず、コロナ禍を想定しない時期に出演者との契約が結ばれていた作品については、今後、同様のケースが起こりうるとも指摘されている。
既報によると、本作でホルトが演じる予定だったのは、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントらと敵対する“悪役”。ホルトの後任者には、「オザークへようこそ」のほか、DCドラマ「タイタンズ」シーズン2でデスストローク役を演じているイーサイ・モラレスが起用された。1962年生まれ、2020年には58歳になる人物とあって、ホルトとは年代が大きく異なるのも特筆すべき点だ。役柄の設定に変更が生じる可能性もある。

映画『ミッション:インポッシブル』第7作は2021年11月19日、第8作は2022年11月4日に米国公開予定(ともにタイトル未定)。
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Source: Deadline, Collider, Variety