【ネタバレ】『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』あの人「みんな悲しんでいて私も悲しい」

この記事には、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のネタバレが含まれています。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』イルサの死、「私も悲しかった」とレベッカ・ファーガソン
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で別れを告げることになったキャラクターとは、レベッカ・ファーガソン演じるイルサ・ファウスト。シリーズ5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)で拘束されたイーサンを救出し、続く『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)でもイーサンらのサポートに留まらず頼もしい戦友として活躍した。
そんなイルサは、『デッドレコニング PART ONE』にてヴェネチアの橋で行われた敵・ガブリエルとの一騎打ちで命を落としてしまった。イルサの犠牲を無駄にしないためにもイーサンらは任務を続行したが、イーサンがCIA長官のキトリッジから劇中序盤に受けた「このミッションで君は全てを失うだろう」という警告を示唆するような悲しみが作品を覆った。

ファーガソン自身もこの結末を「多くの人が悲しんでいることを知っていたので、私も悲しかったです。私は3作品に出演して、契約が終了しました。言葉では言い表せないほど彼女を愛してました。言葉にできないほど。彼女はとても素晴らしく、魅力的なキャラクターでしたから」と振り返っている。
しかしファーガソンは、シリーズとの訣別をしかるべきタイミングだったと捉えている模様だ。「イルサはいたずらで、予測がつかない人でした。イルサがいられるスペースが十分にない状態で、新たなキャラクターが続々と加入していきました」と語っている。
監督であるクリストファー・マッカリーも、イルサの存在を軽視することや、突然取るに足らない存在としてしまうことを危惧し、早い段階からトムと議論を重ねた上で、この度の決断に至ったと明かしている。ファーガソンも『ミッション:インポッシブル』シリーズのように製作に時間を要する作品では、自分の出演シーンが少ないと座って待っている時間が増えていくこと、つまり自分を作品に捧げる状態になったことが、再考するタイミングだったと述べている。
「飛んでと言われたら文字通り飛ばなきゃいけない、これが『ミッション:インポッシブル』シリーズが素晴らしい所以です。大いに鍛えられるし、大いにスキルが備わる。自分が稼働しているときは、夢中になるほどにわくわくします。だけど待機がとても長くて。キャラクターが増えれば増えるほどに、待ち時間も長くなってしまうんです。」
型にハマらず、刺激を求めているのはイルサだけではなく、ファーガソン本人も同様なのかもしれない。
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Source:UnWrapped