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トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル』最新作の崖落下スタントを「怖がるどころか楽しんでいた」と共演者が証言

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

トム・クルーズは恐れを知らない。比喩表現ではなく、文字通り「知らない」のかもしれない。『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、目もくらむような高さの崖からバイクに乗ったままダイブしているが、これを「まったく怖がっていなかった」というのである。

これを証言したのは、ホワイト・ウィドウ役でシリーズに復帰するヴァネッサ・カービーだ。以前、トムはこのシーンについて「8回飛びました」と告白していたが、カービーは米Varietyにて「一日に何度も、連続で、繰り返し飛んでいました。だから、ありとあらゆる角度で撮れたんです」と語っている。

トムはこのスタントに挑む際、空中に浮いたバイクの車体から身体が完全に離れたのち、地上へ着地する約6秒前にパラシュートを開いていたことでも知られる。考えただけで気が遠くなりそうだが、カービーによれば「彼(トム)はすごく落ち着いていて、まったく怖がっておらず、むしろ楽しんでいた」という。

「映画に対する信念、実現できることへの情熱を感じて、本当に刺激的でした。彼は不可能を可能に変えられると信じているし、実際にやり遂げているんです。」

なお、カービーが『ミッション:インポッシブル』シリーズに出演するのは前作『フォールアウト』(2018)以来2度目。「シリーズに参加できることが本当に嬉しいし、戻ってこられて喜んでいます」と語る彼女は、続編『デッドレコニング PART TWO』に登場するかはまだ不明。「また呼んでもらえることを願っています。(ホワイト・ウィドウは)ユニークで、変わり者で、楽しくて、曖昧な役どころ。演じていて大好きな役柄です」と語った。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』には、トム・クルーズ演じるIMFエージェントのイーサン・ハントをはじめ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス(シリーズ全作に出演)、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ(第3作以降に出演)、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン(第5作以降に出演)、ホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービー(第6作以降に出演)などおなじみのメンバーが復帰。ユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーとウィリアム・ダンロー役のロルフ・サクソンも1作目以来の復帰を果たす。

新キャストには、イーサンと共闘するヒロイン役に『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のヘイリー・アトウェル。最強のヴィラン役に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレスが参戦する。監督・脚本はクリストファー・マッカリー。

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年7月21日(金)全国公開

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。