『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』上映時間は2時間49分、シリーズ史上最長に

トム・クルーズ主演シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の上映時間が、シリーズ最長の2時間49分となることがわかった。米パラマウント・ピクチャーズがComicBook.comに対して認めた。
これまでのシリーズ最長作品は、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)の2時間43分。ハリウッド大作映画の長尺化の傾向にもれず、『ミッション:インポッシブル』シリーズも少しずつ長くなっており、前々作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)の時点で2時間28分となっていた。
もっとも本作は、トムがイーサン・ハントを演じる最後の作品になるのでは、ひとまずの完結編になるかもしれない、ともささやかれる一作。前作の物語を終わらせるとともに、より大きな物語を収斂させるとすれば、長尺化もやむをえないだろう。
懸念があるとすれば、長尺化すると一日あたりの上映回数が減り、興行収入面のハードルが上がることだ。既報によると、米国では2025年5月23日の公開後3日間で1億ドル超えのスタートダッシュを目指す。『ミッション:インポッシブル』シリーズは1億ドルの大台に乗ったことがなく、これはひとつのチャレンジだ。
本国公開に先がけ、トム・クルーズやサイモン・ペッグ、クリストファー・マッカリー監督らは5月6日に来日し、日本で大規模なプレミアイベントを開催する。製作費4億ドルともいわれる高予算とあって、海外市場の重要度もきわめて大きい。
ちなみに2時間49分という上映時間は、トム・クルーズの出演作品でも指折りの長さ。もっとも最長作品は『マグノリア』(1999)の3時間8分なので、この記録はまだ更新されない。
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日(金)に日米同時公開。
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Source: ComicBook.com