人気SFアクション映画『メン・イン・ブラック』シリーズの最新作、クリス・ヘムズワース主演『メン・イン・ブラック：インターナショナル』が2019年6月14日（金）に日米同時公開される。これに先がけて、6月11日（火曜日、現地時間）にニューヨークでワールドプレミアが開催された。

ウィル・スミス＆トミー・リー・ジョーンズがタッグを組んできた『メン・イン・ブラック』シリーズの最新作で新たにコンビとして登場するのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017）『アベンジャーズ／エンドゲーム』（2019）のクリス・ヘムズワース＆テッサ・トンプソン。イベントには出演者たちのほか、クリスの親友マット・デイモンも姿を見せた。

『メン・イン・ブラック：インターナショナル』ワールドプレミア

『メン・イン・ブラック：インターナショナル』ワールドプレミアは、『メン・イン・ブラック』シリーズの舞台となってきた、組織が本部を構えるニューヨークのAMCロウズ・リンカーン・スクエアにて開催された。

トレードマークのブラック・スーツにちなんで漆黒のブラック・カーペットが敷き詰められた会場には、ドルチエ＆ガッバーナのペイズリー柄ブラック・スーツに身を包んだクリス・ヘムズワースと、肩の派手なデコレーションが特徴的なロダルテのシルバードレスをきらめかせたテッサ・トンプソンが登場。双子のエイリアン役を演じる世界的ダンサー“レ・ツインズ”らも姿を見せた。

劇場公開を待ちきれないファンにあふれた会場は、「クリス！クリス！」コールが鳴りやまないほどの熱気に満ち、キャスト・スタッフはファンとの交流をたっぷり楽しみつつ報道陣の取材を精力的にこなしている。クリス・ヘムズワースは「オリジナルシリーズの真のファンとして、リブートでもリメイクでもなく、あの世界をさらに広げていくのは最高のビッグチャンスだと思いました」と語る。

「僕が映画館に行くのも、役者になったのも、冒険やコメディを楽しむため。この映画はまさにそういう作品です。テッサが中心で活躍していることで新鮮な作品になっていると思います。テッサ以上に今回の役にふさわしい人はいませんよ。（テッサとは）『マイティ・ソー バトルロイヤル』で初めて会った時から意気投合したんです。彼女が出演することが僕にとっては大きな動機で、アドリブもたくさん取り入れて、二人の化学反応を引き出すことができました。」

また、テッサ・トンプソンも「オリジナルシリーズのスピリットを継続していきたかった」との意志を明かした。

「クリスと私は大役を引き継いでいますが、今回はグローバルなスケールになって、新しいエイリアンやガジェットもたくさん登場して、作品に新鮮なダイナミックさが加わっていると思います。昔からMIBに女性エージェントはいたけれど、女性主人公はいなかった。それも新しく独創的なところですね。

クリスと何年か共演して、今では彼のことが好きだとはっきりわかっています。すごく優しいし、役者としてもすごく寛大で、素敵な家族のことを心から愛している人。仕事の面だけでなく、あらゆる部分で尊敬すべき人ですよ。（撮影中は）どんなことでも試せる関係ですよ。“あなたがやったこと、今ひとつだった”とかも言える（笑）。そういう率直な関係から良いものが生まれるといいな、と思っています。」

双子のエイリアンを演じたレ・ツインズ（ラリー＆ロラン・ブルジョア）は、演じた役柄について「すごくセクシーなエイリアン」だとコメントした。ラリーは「（完成した映画を観て）言葉も出ませんでした。この時を待っていたんです、ありがとう！」と述べ、ロランも「役に入り込むあまり、自分たちにもスーパーパワーがあると思い込んでしまいましたね」と話した。

ギャラリー

映画『メン・イン・ブラック：インターナショナル』は2019年6月14日（金）日米同時公開。

『メン・イン・ブラック：インターナショナル』公式サイト：http://www.meninblack.jp/