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ジョナ・ヒル初監督作品『mid90s』日本公開決定 ─ 90年代の青春と夢、当時のカルチャーを詰め込んで綴る

mid90s ミッドナインティーズ
© 2018 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

『21ジャンプストリート』シリーズや『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)などで知られる俳優ジョナ・ヒルの初監督作品にして、気鋭のスタジオ「A24」が贈る青春映画『mid90s(原題)』が、邦題『mid90s ミッドナインティーズ』として2020年9⽉4⽇(⾦)に全国公開される。このたび、ティザービジュアルも到着した。

1990年代半ば、ロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは兄のイアン、⺟のダブニーと暮らしているが、⼩柄なスティーヴィーは⼒の強い兄にまったく⻭が⽴たず、早く⼤きくなって彼を⾒返してやりたいと考えていた。ある⽇、街のスケートボード・ショップを訪れたスティーヴィーは、店に出⼊りする少年たちと知り合う。驚くほど⾃由でカッコいい彼らに、スティーヴィーは憧れのような気持ちを抱いて近づこうとするが……

シングルマザーの家庭で育った少年が、スケートボードを通してかけがえのない仲間たちと出会い、⼦供から⼤⼈への扉を開いていく。ジョナ・ヒル⾃⾝の10代の思い出をもとにした珠⽟の⻘春映画である本作には、“懐かしくて新しい”90年代への愛情と夢がたっぷりと詰め込まれた。当時の雰囲気と感覚を再現するため、全編16mmフィルムで撮影されているほか、スーパーファミコンやカセットテープ、『ストリートファイター』など90年代を象徴するような懐かしのアイテムも多数登場する。

あらゆる世代の共感を呼ぶ成長物語として支持された本作は、全⽶4館から1,200以上のスクリーンへと拡⼤公開されたほどのスマッシュヒットを記録。ナショナル・ボード・オブ・レビューのトップ10インディペンデント映画に選出されたほか、米国メディアでは「間違いなく今年No.1」「監督自身の青春と才能から生まれた宝石」と絶賛を受けた。また、マルーン5のアダム・レヴィーンも「今年最高の映画のひとつ。みんな観に行って」とのコメントを寄せている。

主⼈公スティーヴィーを演じるのは、『ルイスと不思議の時計』(2018)『聖なる⿅殺し』(2017)のサニー・スリッチ。⺟親ダブニー役に『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、兄のイアンに『ある少年の告⽩』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズという充実のメンバーが揃った。⾳楽はナイン・インチ・ネイルズのフロントマン、トレント・レズナーが担当。さらに劇中曲として、ニルヴァーナやピクシーズ、モリッシー、シール、ファーサイド、ウータン・クラン、ア・トライブ・コールド・クエストなど90年代のヒット曲が全編を彩る。

mid90s ミッドナインティーズ
© 2018 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.

映画『mid90s ミッドナインティーズ』は2020年9月4日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイト シネクイントほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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