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『シャイニング』続編監督、Netflixで新作ドラマ「ミッドナイト・マス」製作へ ─ 人気作「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」に続く

マイク・フラナガン
Photo by Mflana1 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mike_Flanagan_(Director).jpg

スティーブン・キング原作、『シャイニング』の続編映画『ドクター・スリープ』(2019年冬公開)を手がけるホラー界の俊英マイク・フラナガン監督が、Netflixにて新作ドラマ「ミッドナイト・マス(原題:Midnight Mass)」を製作することがわかった。米Deadlineなどが伝えている。

フラナガン監督は、これまで『オキュラス/怨霊鏡』(2013)や『サイレンス』(2016)、『ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~』(2016)、スティーブン・キング原作『ジェラルドのゲーム』(2017)など、優れたホラー/スリラー作品を多数発表。Netflixオリジナルシリーズ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(2018)では全10話を自ら監督し、米レビューサイトRotten Tomatoesにて92%フレッシュという高評価を獲得。その完成度の高さに海外ドラマファンが驚愕したシリーズとなった。

「ミッドナイト・マス」で、フラナガンは監督とエグゼクティブ・プロデューサーを兼任。『オキュラス/怨霊鏡』から『ドクター・スリープ』までの映画・ドラマ全作品でタッグを組んできたプロデューサーのトレバー・メイシーも参加する。フラナガン&メイシーは、2019年2月にNetflixと複数年契約を結んでおり、本作もその一環として製作されるもの。奇跡のような出来事と恐ろしい予兆を経験した孤島の人々の前に、謎のカリスマ的魅力をそなえた若い指導者が現れる、全7話構成の物語だという。

なお、フラナガン&メイシーは『ドクター・スリープ』の公開を控えつつ、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のシーズン2にあたる「ザ・ホーンティング・オブ・ブライ・メイナー(原題:The Haunting of Bly Manor)」も2020年の配信をめざして進行中。同作は1898年にヘンリー・ジェイムズが発表した小説『ねじの回転』を原案としており、シャーリイ・ジャクスン著『丘の屋敷』(創元推理文庫刊)を原作としたシーズン1とは異なるストーリーとなる。

『ドクター・スリープ』インタビューも読んでね

Sources: Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。