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『ミッドウェイ』特別映像、豊川悦司 vs パトリック・ウィルソン ─ 浅野忠信・國村隼の名演シーンも

ミッドウェイ
©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.

『インデペンデンス・デイ』(1996)ローランド・エメリッヒ監督が、20年ものリサーチを経て「ミッドウェイ海戦」を描く『ミッドウェイ』が2020年9月11日(金)に日本公開を迎えた。これを記念して、豊川悦司浅野忠信國村隼という日本人俳優の名演を収めた特別映像が到着した。

未曾有の戦いとなった第二次世界大戦において、「ミッドウェイ海戦」は歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られる。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西にあるミッドウェイ島にて日本とアメリカが激突。巨大な航空母艦、世界最大の「大和」を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中・海上・海中のすべてが戦場となった。運命の3日間、なにが彼らの勝敗を分けたのか。

本作において、豊川悦司は山本五十六 海軍大将、浅野忠信は山口多聞 少将、國村隼は南雲忠一 中将という、それぞれ日本軍を代表する有名な軍人を演じている。ローランド・エメリッヒ監督が「撮影の最後3週間は日本映画だった」と語るように、本作では日米両軍が同じ人間として公平な視点で描かれた。

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©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.

今回の映像には、太平洋艦隊情報主任参謀・レイトン少佐(演:パトリック・ウィルソン)が駐日大使館付き武官補として来日した際、山本五十六と交流したことを再現したシーンの風景が収められている。米国留学と駐在経験をもつ山本役のた豊川悦司は、流暢な英語を操り、「危うくなれば思い切った手段に訴えざるを得ない。我々を追い詰めるな」とレイトンを威圧するのだ。

エメリッヒ監督は初体験となった日本人キャストへの演出について、「通訳を介しての演出だから難しい面もあった。言葉が分からない撮影で、そのつど日本のアドバイザーに良かったかどうか尋ねる。だけど良い演技は感覚的に分かったよ」と語っている。「共演シーンがなかったアメリカ側の俳優たちも、初めて試写で日本のパートを観て感激していました」。

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©2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
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監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。観客のド肝を抜く一大スペクタクル映像の第一人者が、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現。山本五十六やチェスター・ニミッツなど実在の人物を演じるキャスト陣には、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力者たちが集結した。

映画『ミッドウェイ』は2020年9月11日(金)より全国公開中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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