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イルミネーション最新作『Migration』予告編が米公開 ─ カモの一家、大陸を越えて大冒険

https://www.youtube.com/watch?v=m-4YnwBwaGk

『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズや『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の米イルミネーションが贈る、新作アニメ映画『Migration(原題)』の予告編が米国で公開された。

本作はカモの家族が過保護な父親を説得し、人生最高のバケーションを過ごすためにニューイングランドからニューヨーク、さらにはバハマまでを目指す冒険コメディだ。

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今回の映像では、過去のイルミネーション作品が約1分間にわたり紹介されたのちに『Migration』の予告編がスタート。空から急降下する渡り鳥たちを目にして興奮気味のカモの一家は、翼の状態を確認し、「よし、飛ぼう!」と父親の掛け声と共に飛び立つ。小川を越えて林間をぬい、大空へ羽ばたいた家族の眼下には、大地を蛇行する雄大な川や紅葉をたたえた山々が壮大に広がっている。まさに自由を感じさせる光景だ。

新たな冒険に一家は大興奮!……と思いきや、快晴だった空は一転して大雨となり、雷雨の中で一家が身を寄せ合って雨宿りをしていると、地面に振り下ろされた巨大な鳥の脚が目の前に登場! ファミリーが怯えていると、ぬう~と巨大な目をした鳥が覗き込んだ。これから一家が遭遇する数々のトラブルを予感させる内容だ。

監督を務めるのは、アニメ映画『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』(2012)や『とてもいじわるなキツネと仲間たち』(2017)でメガホンを取ったフランス出身のバンジャマン・レネール。脚本は『スクール・オブ・ロック』(2003)「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」(2021-)を手がけ、『怪盗グルー』第4作にも起用されたマイク・ホワイトが執筆した。なお、現時点では声優陣は発表されていない。

Varietyのインタビューで、イルミネーションの創設者・CEOのクリス・メレダンドリは「非常に美しく、過去にイルミネーションが製作した作品とは全く異なる絵画的な性質を持った映画です」と紹介。「ユーモアとハートで語られる物語です。非常に親近感が持てるキャラクターが登場し、カモでありながら、誰もが理解できる問題と格闘する、極めて人間的な物語です。そして、カモの性質としては羽の細部から動きや飛び方まで、驚くほど巧みに表現されています。観客を空の上の世界へ誘うと同時に、私たちが何者であるかにも忠実な作品です」と見どころを語った。

映画『Migration(原題)』は2023年12月22日に米国公開予定。

Source: The Hollywood ReporterVariety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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