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エズラ・ミラー、出演作から名前が除外 ─ 画家サルバドール・ダリの伝記映画で若きダリ役演じる

東京コミコン2018 フィナーレ
© THE RIVER

エズラ・ミラーが重罪強盗で起訴されたことを受け、早くも俳優業への影響が現れた。出演作『Dalíland(原題)』のクレジットからミラーの名が除外されていると、米Deadlineが報告している。

『Dalíland』は、画家サルバドール・ダリの伝記映画。ダリ役を演じるのは『アイアンマン3』(2013)マンダリン役などのイギリスの名優ベン・キングズレーで、ミラーはその若き日にキャスティングされていた。若きダリが登場するシーンは古い映画のように描かれるといい、こだわりの演出がなされていたことが窺える。

既に撮影は済まされている。ミラーは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)と『ザ・フラッシュ(原題)』の合間のわずか3日間で撮影を敢行。ミラーが「どうしても」と希望しての参加だったという。

Deadlineによれば、ミラーの出演自体はカットされていないものの、トロント国際映画祭のプレスリリース上からは名前が削除された。ミラーの起訴による影響が現れ始めた形で、今後への懸念も強まる。

現時点でミラーの待機作はこの『Dalíland』と、2023年6月23日US予定の主演作『ザ・フラッシュ(原題)』の2作。『ザ・フラッシュ』の製作予算は2億ドル(約270億円、1ドル135円換算)とも言われており、仮にもお蔵入りとなれば米ワーナーへのダメージは甚大だ。

エズラ・ミラーは2022年にハワイで二度逮捕(いずれも釈放)された後、5月に米バーモント州で留守中の住居から酒瓶を盗み出した疑いで起訴。9月26日に高等裁判所に出廷するよう求められている。

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Source:Deadline

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。