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ギレルモ・デル・トロ『ミミック』ドラマでリブート ─ 『バイオハザード』ポール・W・S・アンダーソンが製作総指揮

ポール・W・S・アンダーソン Paul W. S. Anderson
Photo by Gage Skidmore | https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Paul_W._S._Anderson_(6853131328).jpg

ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けたカルト的人気を誇るSFホラー映画『ミミック』(1997)が、ドラマシリーズとしてリブートされることがわかった。シリーズの製作総指揮には、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンが就任。パイロット版の監督も務める可能性があるとのこと。米Deadlineが報じている。

映画版『ミミック』の舞台は、子供だけが罹患する病が蔓延する近未来のアメリカ・ニューヨーク。昆虫学者のスーザンは、感染経路であるゴキブリを一掃する為、“新種の昆虫”を放った。その結果、病は沈静化。3年後、結婚して幸せな日々を送っていたスーザンだが、繁殖能力は無かったはずの“新種の昆虫”が今も存在することを知り、調査に乗り出すことに……。

本作の原作は映画版と同様に、作家ドナルド・A・ウォルハイムによる同名短編小説だ。原作小説の脚色、及び製作総指揮・ショーランナーは、「ハンニバル」(2013-2015)「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2013-2019)のジム・デンジャー・グレイが担当。製作総指揮にはアンダーソン監督、グレイの他、『バイオハザード』シリーズのジェレミー・ボルトが就任している。

アンダーソン監督は「私は昆虫の世界に、長年興味を持っていました」と語った。「小さい生物にもかかわらず、圧倒的な能力と勢力を誇っています。それから、人類が誕生する前から存在し、人間の寿命よりも長く生きることが出来るんですよ。非常に興味深い世界を描けることに興奮しています」。

一方、グレイは本作について、表面的には「昆虫が世界を乗っ取るという物語を描きます」と述べつつ、物語の核にあるのは「私たちの身体の中に“昆虫”が潜むという不安、死の真実、科学の否定、個人の権利の増大」だと語っている。「社会が生きたまま侵略されている様子を捉え、その危険性や失敗について浮き彫りにしていきます」。

ポール・W・S・アンダーソン監督によるハリウッド版『モンスターハンター』

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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